トラブルを出さない、出したくない。これもまた自然な感情である。しかし前に述べた通りここからトラブルへの拒否反応を導いてはならない。トラブルを防ぐ効果的な方法を実践する必要がある。
トラブルを出さないためにはどうすればよいか。メンバーにできるだけまとまった時間を与えることである。そして今作っているシステムについて考えさせる。プレッシャーは与えない。それだけ。まともなエンジニアは大抵極めて真面目である。ハードワークを辞さず、トラブルには深刻に真剣に対応する(無論たまには厄災と表現する他はない人材がいるがここでは無視する)。プレッシャーにも慣れてはいる(頼みもしないのに自分でプレッシャーを感じて苦しむものもいる)が、だからといって必要もないのに与えることはない。プレッシャーを与えても頭は良くならない。デマルコが言った。割り込みのないまとまった時間を与えるのが管理者の仕事であり一番有効なトラブルの予防策である。
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