2008年11月25日火曜日

RAD v7.5 試用版 を使ってJSFとEJB3.0・・・(4)

手順

1. サンプルDBを作成
2. DBをWAS v7のデータソースに登録
3. JPAプロジェクトを作成
4. EJBを作成(findメソッドのみ)
5. JSFを作成
(前回)
6. EJBに挿入メソッドを作成する
(今回はここまで)
7. JSFを作成(挿入)
8. EJBに更新メソッドを作成する
9. JSFを作成(更新)

6. EJB Session Beanに挿入メソッドを作成する
findメソッドの次にinsertMySampleメソッドを作成します。

最初に例外を追加します。想定していないデータが入力されたときにスローするためです。

MySampleEJBClientフォルダ(注意!EJBClientフォルダです) < ejbModule < test パッケージを右クリック < 新規作成 < クラス として「新規Javaクラス」ウィンドウを起動します。名前に「MySampleException」スーパークラスに「java.lang.Exception」を指定します。以上です。

MySampleEJBプロジェクト < MySampleEJB < セッションBean < MySampleSession.java を開きます。

以下のメソッドを追加します。
    public void addMySample(int myid, String value) throws MySampleException {
if (value.length() < 1) {
throw new MySampleException();
}
try {
MySample ms = new MySample();
ms.setMyid(myid);
ms.setMyFlag(value);
em.persist(ms);
em.flush(); // これがないと例外がキャッチできません。重要!
} catch(EntityExistsException e3) {
throw new MySampleException();
}
}

em.flush()が重要です。これをしないとアプリケーションから到達できないクラスで例外が発生するため、ハンドリングができなくなります。

次にメソッドのプロモートを忘れずに実行します。(アウトライン ビューでaddMySampleメソッドを右クリック、Java EE < メソッドのプロモート)

WAS v7テスト環境を起動します。

サーバーを右クリックしてUniversal Test Clientを起動、ログインします。

1.JNDI エクスプローラーリンクをクリック
2.右ペインに表示される[ローカル EJB Bean]フォルダを展開
3.test.MySampleSessionLocalリンクをクリック
4.左ペインに表示されるMySampleSessionLocalの'+'を展開
5.void addMySample(int, String) をクリック
6.int と String(1文字のみ) に適宜値を入れて起動

「メソッドが正常終了しました。」と表示されれば成功です。テーブルの中を見るとデータが追加されていることが確認できます。

6のステップで二文字以上を入力し、例外のロジックを確認します。MySampleExceptionが発生すれば成功です。

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