2008年11月21日金曜日

Rational Application Developer(以下RAD) v7.5 試用版 でJSFとEJB3.0を使ってCRUDアプリ作成(1)

試用版のダウンロード先です。IBM IDが必要です。(誰でも作成できると思います。)ダウンロードには丸一日かかります。

DBはMySQL v5.0を使いました。

IBM dWのBuilding Java EE applications with IBM Rational Application Developer V7.5 and WebSphere Application Server V7.0をベースに発展させて行きます。

手順

1. サンプルDBを作成
2. DBをWAS v7のデータソースに登録
(初回はここまで)
3. JPA/EJBを作成(findメソッドのみ)
4. JSFを作成(参照のみ)
5. EJBに挿入メソッドを作成する
6. JSFを作成(挿入)
7. EJBに更新メソッドを作成する
8. JSFを作成(更新)

1. サンプルDBを作成
create database learning;
use learning; -- このコマンドはMySQL独自。
drop table mysample;
create table mysample(
myid integer primary key,
mychar char(1)
);

delete from mysample;
insert into mysample values(0,'a');
insert into mysample values(1,'b');
insert into mysample values(2,'c');

2. WAS v7のデータソースに登録
RAD上にまだWAS v7 サーバが存在しない場合は作成して下さい。サーバービューを右クリックして「新規作成」を選択してテキトーに入力すれば出来ると思います。
WASを起動します。(重い・・・)
起動が完了したらServer view の サーバーを右クリックして「管理」>「管理コンソール」をクリック。
管理コンソールにログインします。

(1)JDBCを登録
メインメニュー Resources > JDBC > JDBC Providers > New >
ウィザード形式で入力を求められます。以下の情報を入力。
Database type -> User-defined
Implementation class name -> com.mysql.jdbc.jdbc2.optional.MysqlConnectionPoolDataSource
Name -> MySQL JDBC Driver
次のページで
ClassPath: c:/path/to/mysql-connector-java-5.1.6-bin.jar
以上。

(2)認証情報を登録
メインメニュー Security > Global security > Authenticationエリアにある Java Authentication and Authorization Service を展開 > J2C authentication data > New
ここで
Alias -> MySQL_Learning
Userid, password -> DBに接続するときのID、パスワード
と入力する。

(3)データソースを作成
メインメニュー Resources > JDBC > Data source
Scope : 適切なスコープを設定(分からなければ'...Server = server1'とあるものを選びます)
> New
ウィザード形式で入力を求められるので下記情報を適宜入力します。
Data source name -> MySQL_Learning
JNDI name -> jdbc/learning(JPAに教えるので覚えておくこと)
> Next
Select an existing JDBC provider で MySQL JDBC Driver を選択
> Next
(何もしない)
> Next
Component-managed authentication alias
で、先ほど作成した認証情報(ノード名/MySQL_Learning)を選択。(JPAから参照するため、その他のaliasは不要。多分ServletからID/Passwordなしで利用するときはContainer-managed...が必要。Mapping-configurationは何か知らない・・・)
> Next
内容を確認
> Finish

次にカスタムプロパティを設定します。
JDBC providers > MySQL JDBC Driver > Data sources > MySQL_Learning > Connection pools > Custom properties > New
以下の情報を入力します。
Name -> url
Value -> jdbc:mysql://localhost:3306/learning
テスト接続。Warningが出ますが無視して問題ありません。
(注意:カスタムプロパティを設定しなくてもテスト接続は成功する。でもこのプロパティを定義しておかないと実際には使えない。認証情報をContainer-managedのみにしても成功するが、JPAからは使えない。すなわちテスト接続が成功しても油断しないで下さい)

まずは以上です。
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