2009年2月2日月曜日

強欲の時代

面倒臭いので出典は書きませんが、資本家対労働者という図式にごまかされるな、世代間の格差こそが本当の問題だ、というような議論を見かけることがあります。まあ、両方あるんじゃないかな、という気はしつつ、どちらかにフォーカスを当てるとすれば、確かに世代間の格差=若年層からの搾取を重視せざるを得ないことに、異論はありません。

何だか、どいつもこいつもうまい汁を吸おうとしているように見えてならないんですな。
特に子供を持ってみると、今の社会が残酷というか強欲というか、醜く見えてしょうが ない。能力がないものは使い捨てられ、能力があるものはコキ使われる。どうもねー。なんだかなー。

昔、大学である教授が「歳を取ってくると君ら学生たちがかわいくてしょうがないんだよ」と言っていたのを聞いて、なんだか照れくさいような気持の悪いような、そして信じられないような気がしていたのですが、今になって教授の気持ちが分かって来ました。やっぱり子供たちや若造(女含む)らはかわいいですよ。未熟で不安で傲慢で、そして可能性があって(まあ私も未熟で傲慢ですけどね)。

子供や若い世代が可愛がられない時代っておかしいよな、という気がします。

学園紛争を壮大な若者たちの「甘え」と解釈すれば、今の若者たちはそんな風に甘えることすら許されない。う~ん。出口はどこだ。
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