カエサルやアウグストゥスなど、ローマの名だたる偉人や、民衆、有力者(元老院)との葛藤が理解できるか、と思ったのですが、期待外れでした。
昔読んだ時の感想は、何が君主だ。どうせ俺はしがないサラリーマンだ。というルサンチマンもありつつ、民衆のセコさや近視眼的な価値観や軍事力の有効な使い方を聞かされても何だ。耳新しくもない。これが名著かい。くらいのものでしたが、今回も印象はほとんど変わらず。私に読み解く力がないのか、あるいはマキャベリとは時代が違い過ぎて理解が進まないのか。
次回は塩野七生さんのマキャベリ語録を読んでみようと思います。
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