若い頃は、この映画我が人生のベストスリーに入るであろうことをなんぴとも疑ってはならぬ!くらいに思っていて、さすがに大人になってからは、まあ中学生の自分が感動したというのは、やはり子供向けのコンテンツだったからという理由もあったのではないかと、そのように思っていたのですが、違ったね。今の私も感動した。
やはり宮崎さんは天才ですね。途中の作り込みも、ラストへ雪崩れ込む展開もすごい。
Wikipediaを見ると、興行的には余り成功しなかった模様。記憶をさかのぼってみたら、確かこの映画、文部省(当時)選定だとか推薦だとか、お国の折り紙が付いていたような。中学生の自分も、ケッ。何が文部省だと思った。まだアニメが市民権を得ていないあの時代、逆効果だったねではないかしらん。退屈な教育的アニメかと思ったもの。全て記憶違いだったらスマん。
自然破壊や公害に警鐘を鳴らすという分かりやすいキャッチーなテーマを持ったナウシカよりも、ヒットしなかったのはさもありなん、といったところでしょうか。
まあとにかく、懐かしい、いい映画でした。
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