2010年11月17日水曜日

多摩六都科学館行った

妻が終日おでかけということで、子供を連れて多摩六都科学館へ行ってきました。西武新宿線花小金井駅からバスで10分弱。幼稚園から小学生まで楽しめる気楽な子連れ遊びスポットです。展示もいささか疲れてはいるものの、決して安っぽくはない。そりゃあ大人が目を吊り上げて吟味するもんでもないけれど、結構暇は潰せます。こういう場所って本当に貴重です。



最初にプラネタリウム。撮影は禁止。光が弱いせいか、上映が始まったら原則として出入り禁止です。実はわたし閉所恐怖症(そんなのあるのかな)でして、閉じ込められると何となく冷や汗が出てお腹がゴロゴロしてくる。でもまあ、絶対に出られないわけじゃないし、と自分に言い聞かせて1時間我慢。全天プラネタリウムはやはり見応えがあります。星空にあまり興味のない私ですが、しばし夜空を仰いできた人類の夢と、広大な宇宙に思いを馳せました。

その後、カフェテリアに行ってちょっと早めお昼。子供たちは大好物のラーメン、私はお腹が空いてなかったのでピザトーストを頂きました。子供はここのラーメンが大好きです。大人からすれば何ということのない味ですが、やはり外で食べるラーメンは格別な様子。ピザトーストはその辺のスーパーでピザトースト用ソース買ってきてチーズ乗っけて焼きましたって感じ。それなりの味ですが、意外にチーズがたっぷりで嬉しい。それに何より安くてよろしい。コストパフォーマンス的には満足です。



次はパズルコーナーに行きました。知恵の輪とか積木とかが置いてあります。特にイベントがなかったせいか、館内は空いていて担当のおじさん、おばさんがたっぷり子供たちの相手をしてくれました。子連れ男には大変ありがたい。心から感謝。子供たちも夢中で遊びました。係のおじさん、おばさんに「ほら!出来たよ!見て見て!」と言うと、大人なおじさん、おばさんはいちいちちゃんと「すごいねえ」「がんばったねえ」と褒めてくれる。子供も嬉しそう。



積木コーナーでは下の子が椅子を、上が高い塔を作りました。「ねえ、写真撮って!お母さんに見せて褒めて貰うんだ!」と頑張ったのが上の子。そんなことより宿題をちゃんとやる方が褒められるんだよ。と思わないでもありませんでしたが、積木で褒めてもらえる、褒めてもらおう、といういじらしさにちょっとホロり。褒めるって、子供の心の栄養なんだなあ。もっと褒めなくちゃ。と反省しきり。

私も空いた時間で「ロボット」を作成。これが結構難しくてハマります。なかなかバランスが取れない。日々のアルコール大量摂取によって震え気味のわたしの手では「ロボット」が限界でした。「老人と海」のサンチャゴではありませんが、手よ言うことを聞いてくれ!って感じ。ってそんなにカッコいいシチュエーションじゃないか。しかもあっちは巨大カジキと格闘、こっちは積木と格闘と来たもんだ。今度来たときは絶対「中国風」を完成させてやろうと心に誓う。



おみやげは知恵の輪です。ちゃきちゃきと金属を触っているとなぜか癒されます。帰りのバスと電車は「難しいねえ」「これ、本当に外れるの?」と、皆で知恵の輪をしながら乗りました。子供と濃密な時間を過ごせた、ありがたい一日でした。



 秋の夕 知恵の輪解いて 誇らしげ

たっぷり褒めてあげました。

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