2011年4月20日水曜日

原発見直しが当たり前よ

原発再開・新設なければ、温室ガス1割増の試算 yomiuri
いや、出来レースの官僚レポートですよ。無視無視。
できることはいろいろあるはずだ。

さてさて。朝日新聞社説のご紹介。

原発をどうするか—脱・依存へかじを切れ asahi.com
首相が言うように、徹底的な検証は不可欠だ。ただ、福島第一原発の事態収拾には時間がかかる。その決着を待たず、原発に依存してきた国のエネルギー政策を見直す議論を直ちに始めるべきだ。

 これまで脇役に追いやられていた太陽光発電など、自然エネルギーの拡大を柱に据え、効率のいい分散型のエネルギー供給体制をつくる。

 原子力行政は、推進から抑制へと軸足を移す。今回の事態に有効な手が打てなかった原子力安全委員会、経済産業省の原子力安全・保安院といった組織のあり方も抜本的に見直す。
(中略)
現実問題としても、今回の震災で原発の新増設を受け入れる自治体が出てくるとは考えにくい。老朽原発の延命も、もはや困難だろう。

 一方で、稼働しているすべての原発をすぐに止めてしまう事態に、日本経済が耐えられないことも事実だ。国民生活への影響も大きい。

 今回の事故を教訓に、一定の原発は安全管理を徹底することで動かしていくほかないが、最新の地震研究などをもとに、事故のリスクが大きすぎる原発は廃止への道筋をつけるような仕分け作業ができないだろうか。
云々

原発をどうするか—世論が動かしたドイツ asahi.com
メルケル首相は事故直後、17基の原発のうち、80年以前に建設した7基の運転を3カ月間停止するよう命じた。先週にはさらに踏み込み、すべての原発の運転期間を再び短くし、今後は太陽光や風力などの自然エネルギーに力を入れる姿勢を鮮明にした。

おそらくまだまだ原発推進の老害欲ボケジジイは多いはず。
にもかかわらず、やるじゃないか。朝日新聞。
空気が変わってきたな。よしよし。

高い放射線量(平常時の20倍前後)の中、福島の小学生、幼稚園児たちが学校、幼稚園に通っている。何か感じないのか。原発推進派は。

企業人として考えるのは当然ですが、子供を持つ親としても、素直に考えたい。

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