2011年7月31日日曜日

タダなら貰うか(1)

(下へ下へと読めるように投稿してあります)

昔読んだセールス系自己啓発書籍に以下のメッセージがあったことを覚えています。

「顧客が『タダなら貰う』と言ったら、それは金を払っても欲しいのである」

その本。基本的には「くだらねーなー」「んなうまく行くわきゃねーよ」とか批判的に読みつつ、そこだけは、なるほど、と思ったんですね。

・・・

あ、その前に。

自己啓発書籍について。

山ほど本屋に並んでますね。似たような内容のが。

「よくもまあ」というか「やれやれ」というか。
臆面もなく「こうすれば成功する」「ああすれば成功する」「ナニすれば一億円溜まる」などというストーリーが溢れてます。

いや「気は心」というのもあるし、やはり自信は重要ですからね。
オレは出来る!成功するぜ!という気合は大事ですよ。
気合の源泉としての自己啓発書。その有効性をを認めるにやぶさかではありません。

話変わって、世界の果てまでイッテQ!という番組がありますね。
小学生にも安心して見せられる、素晴らしいバラエティ番組だと思います。
わたしもついつい引き込まれて見てしまうことが多い。

その中で、例えば森三中の人たちは、何だかバッタとかタガメとか蛆虫チーズとか食べさせられてますね。しかし、ベッキーは絶対にそんなことはしないね。

世の中、そういうもんだよ。

成功した!バンザイ!ったって車にぶつかって死ぬかもしれないしね。
ホリエモンみたいに一部からものすごい嫌われたりするしね。

辛気臭い話かもしれませんが「おかげさま」とか「生かされている」とか「かたじけない」とか「いろんなご縁があって」という感覚は大事にしたいなーと思いますね。

若い人はこういう考え方は気に入らないだろうけどね。

わたしもずいぶん好き勝手やってきたけど、やっぱりいろんな「おかげさまで」生きてるんだなーって思いますよ。

うむ。

何だかジジ臭い話になったな。

とにかく「あーしたからオレはこんなに成功した」「儲かった」。「オレが原因だ」「だからオレは大金を貰っても正当化されるのだ」ってのは、西洋思想の悪いところだよね。実に単純な因果的世界観。法則の世界。そんな簡単じゃねーよ。と。東洋のわたしなどは思いますね。

ま、いいや。

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