前半は正直「清水俊二訳じゃダメだったの?」という感じでした。
村上春樹ファン向けの商品であって、それ自体では値打ちあるのかなって。
でも中間あたりから良くなってきました。「お。村上さんノッて来たな」ってのが分かりますね。
人物が生き生きと、魅力的に描かれてます。
何度も読み返した本ですが、ラストの余韻には「うん。いい訳だ」と思わされました。
清水訳にはなかった感動です。
それにどうやら清水訳は一部端折ってるところもあるらしいし。
村上訳は、清水訳(これはこれで名訳)を上手くリプレースできそうだな、という感想を持ちました。
最近は、夜にバーボンをちびちびやりながら「リトル・シスター」を読むのが至福の時となっております。
以上。
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