合気道を始めて数週間の頃。
基本的な技すら出来ず、かなり不安だった頃。「自分を追い込もう」と当大会に参加表明しました。
そして三ヶ月後の本番。
行ってまいりました。足立区は東京武道館。
何とかなるもんですね。
わたしよりちょい先輩の小学生のK君は「ヤッベー。めっちゃ緊張してきた」などとピョンピョン体を動かしてました。一方わたしはかなりリラックス。これもまた年の功であります。多少恥かいたっていいや。命まで取られるわけじゃなしと。
こんな雰囲気
無事に一教と四方投げを演舞したのでした。
思ったことを箇条書きで書いてみると
・「ここでも高齢化が進んでる?」という(失礼な)感想。
60台以上が6割以上だった気がします。
大学からの参加もあって若い子もいないではない。
小中学生は非常に少ない。
・「自民党の大物参議院議員がゲストでスピーチ」
武道と穏健保守路線というのは親和性が高いのか、とこれは何となく納得。根拠はないけれど。
・「30~40台のベテラン(と思しき人)のオーラが違う」
道ですれ違ったらさりげなく避けるレベル。
合気は愛気などといいつつ、やはり武道なのであるなと。
そんなもんですかね。
合気道には試合はありません。
全て演舞ということで、全般的にはまったりと進行。
癒し系の大会(?)とでも言えましょうか。
他の教室の演舞をいくつか見学。
その後、先ほどのK君を練馬まで送って行くために(ついでに帰宅するために)武道館を出たのでした。
このK君。
わたしが始めてビクビクと見学に行ったとき、
「こんばんは!見学の方ですか!」「こちらへどうぞ!」
マジか。敬語使ってるよ。
や!雑巾畳んでる。凄いじゃないか君!君は本当に小学生なのか?
うちの娘とは別のクリーチャーではいだろうか(嘆息)
と、わたくしを感動させたスーパー小学生。
家に帰ってわが豚児、豚妻にこのスーパー小学生のことを絶賛して見せると
豚児: 「その子ね、家とか学校ではバカ男子だと思うよ」
豚妻: 「お母さんもそう思う」
という反応。いや、まさか。あのK君に限ってそんなことは・・・。しかし、何という説得力。
と思っていたんですが、K君もわたしに懐くに従って敬語が怪しくなり(油断するとすぐタメ口)・・・
「わ!すっげー!あれ東京スカイツリー近けーよ。マジかよ!ウワッ!ヤッベー!(わたしに向かって)ねえねえ。東京タワーにおばけが出るんだって。おばけ信じる?」
などという感じで、どうやら妻と娘の推測があたっているのではなかろうか、と推察されたのでした。
それと同時に、しかしまあ、スーパー小学生じゃなくても、小学生男子というのは可愛いものだなあ、とニコニコしてしまうのでした。
粗品
ということで人生初の演舞大会。
年を取っても華麗に体捌き(手足腰)が出来るように、これからも合気道を続けようと思うのです。
以上。
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