★★★☆☆☆:まあまあ
最近朝と晩に、柔軟体操を兼ねて見よう見まねでヨガもどきのポーズを取っていることもあって、図書館でタイトルを見かけてナニゲに借りてみました。
期待してなかったのですが意外と良書でした。まず神秘主義を対象としながらも理路整然と記述している。それからバランスがいい。ヒンドゥー、ヨガ、仏教の概説が手短に、それでも要点を抑えて書かれています。ダスグプタさん、どうやらその道の大家だったようです。1926年の講演がもとになってできた本とのことでずいぶん昔の本なのですが、古びてない。これは失礼しました。
後は西洋の物質主義、欲望主義の批判が気持ちいいです。読んで何となく居住まいを正してしまった。インドの宗教や思想は面白い。以上。
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