2010年5月23日日曜日

鬱脱却気味 2010/05

今から思えば今回の鬱の初期症状は、むやみに不機嫌であった、そのことでした。

なんか人の顔を見れば腹が立つ。特に仕事。最近私も丸くなって、あまり「アノヤロー」とかしつこく思わなくなったのですが、それにしても、なんとなく腹が立つ。そんな感じです。

不機嫌になってくると、なるたけ目を合わさないように話すとか、そんな挙動不審な態度だったのではないか、と思います。やはり仕事仲間だから、むやみにチームの人間に当たるわけにはゆかぬ。勤めて、なるべく笑顔で働いておりました。

それから酒量が増えた。というか酒が美味く感じるようになった。

平行して眠りが浅くなっていった。

この辺、どちらが原因かはわかりません。

(1)ストレス → (2)酒がうめー → (3)眠りが浅い

上記、(2)、(3)あたりは因果関係がはっきりしない。ほとんど同時じゃなかろうか。

では(1)ストレスの原因は何か。それはもう辿れません。体調が原因かもしれぬ。となれば、ひょっとしたら

(3)眠りが浅い → (1)ストレス(耐性が落ちる) → (2)酒がうめー 

すなわち鶏と卵。どちらが先か。というか、最近改めて感じるのですが、直線的な時系列での因果関係というのは完全に間違いですね。誤謬。幻想。そんなものはありゃしない。世の中そんな簡単じゃねーよ。ああすればこうなる。そんなのウソだ。大ウソ。縁があって因がある。縁によって起こり、因によって果が生じるのです。まさに因縁。成るべくして成るのだ。

それから、これも事象としてはパラレル(すなわち単純な因果ではなく、縁によって起こったもの)ですが、禅と仏教に非常に興味を持ち始めた。このブログをたどれば4月の上旬からその傾向が見られます。で、最近ひろさちやさんの著作にはまってますが、それと同時に鬱を脱しつつある。これもまた縁でしょう。単純な因果ではなかろう。人生不思議なものでございます。

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