★★★★★☆:もう嫌米でいいんじゃないか
かなり現代的で政治的で生々しい本でした。ひろさちやさんにしては、と違和感。
アメリカがどれほど日本に負の影響を与えているか。アメリカによってどれほど日本がダメになったか。
別に中国韓国が持ち上げられているわけではありません。虚心坦懐、あさましい日本社会の現状、政治家たち、経済家たち、会社にしがみつく仕事人間たちの姿を眺めて必然的に浮かぶ、血の滲む叱咤なのではないか、と。
これほど立派な宗教家の口から、明らかな嫌米思想が吐露されると、どうもこれは、となかなか衝撃的でありました。
やっぱそうだよなあ。
もちろん、それだけではありません。日本のサラリーマンが奴隷と化している、そのことを悲痛な面持ちで眺めるひろさちやさんの姿が目に浮かびます。
日本をどうにかせんとあかんのではないか。南無阿弥陀仏。
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