この間24時間営業のマックに早朝に行ってマリネマフィンを食べたのですが、その時のアルバイト君の顔がやはり疲れてましたね。調理担当の方も動きが鈍かった。利用しておいてなんですが、私は「別に無理して24時間営業しなくてもいいんじゃないの」と思ったわけです。
このごろは西友でも24時間営業を始めていたりしますが、あれって需要あるんですかね。東京23区とはいえ、ベッドタウンの西友ですよ。なんでまた24時間営業する意味があるんか。あれで儲かってるんですかね。まったくもって謎としか。
コンビニの24時間営業が地方にも広がり始めたのは15年以上も前のことでしょうか。
当時大学生だった私にとっては、確かに近所に出来たコンビニはありがたい存在でした。でも、当時も一抹の「コンビニ便利だけど、前もって買っておけばいいよね。夜に買い物に行くって、なんだか変だよね」という感覚がありました。夜のバイトも大変そう。俺は絶対したくない。
こういう24時間営業チキンレースの弊害っていろいろあるんじゃないですかね。
例えばフリーターの増加にも一役かってるんじゃないか。あまり複雑な仕事はしなくていい、とりあえず夜に店先で立ってて、たまに品出ししたりレジ打ちしてくれればいいという特殊な労働需要が生まれた訳です。その労働需要にフリーターがハマってしまうと、なかなか逃げられないんじゃないか。
あと、小売競争も営業時間の長さを競いだすと、何だかこう「必死だな」って感じでいかがなものか、と思います。あっちが夜11時まで営業するんだったら、ウチは徹夜します!そんなサラリーマンもいるよね。でも、そんな社畜が評価される社会ってどうよ?
24時間営業のコンビニって確かに学生の頃はありがたかった。でも、大人になってからは19時以降に店を利用することはあまりありません。たまに仕事帰り、20時過ぎに酒切らしていたのを買って帰る程度ですけど、これだって先週末に仕入れておけばよかっただけの話です。
どうも、ここまでやる必要はなかったんじゃないか。コンビニ24時間営業は、敢えて見直してもいいんじゃないか。そんな気がしてしょうがないんですけど、絶対に24時間営業のコンビニは無くならないでしょうね。
違和感を持ちながら生きつづけるしかないようで。
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