モットーは「健全な精神は健全な胃腸に宿る」「生きてるあいだは上機嫌」
主張として「原発は営利企業に任せるべきでなく、もんじゅは絶対に廃炉!」「税金には気をつけろ!」
もう一つ、福島原発作業員の方々ならびに早野先生に国民栄誉賞を。
サブ・ブログという位置づけで、細々更新しています。
2010年10月11日月曜日
食欲とか物欲とか無印良品のトートバッグとか
年を取ると少しずつもろもろの欲がなくなってきます。特に食欲と物欲。
まず食欲。5年ほど前はもうお腹が痛くなるほど食べてましたね。ストレスとかもあったし。それがじわじわと減ってきた。腹一杯食べることはあります。しかし、いっぱい食べるにしても、豆腐とか野菜とか体に負担が掛からない食事を意識的に選ぶ自分がいます。なんというか、食べると疲れるじゃん。消化するにも体力が必要なんだよな。っていう感じです。
親が言ってました。「年を取ると少し食べるだけでよくなる」。そんなもんかね、と思ってましたがどうやら正しい。しかし私の感覚では「年を取ると大量に食べられなくなる。食べると疲れるから」というのが近い。
そう言えば長生きの秘訣は「粗食」「腹八分目」などと言いますが、結局そういうことなんじゃなかろうか、と思います。すなわち楽である。体が必要としないだけ食べたって、それを貯めたり消化するのに余計なエネルギーを使う。必要な分だけ食べているのが一番効率がよい。
だから、食欲ってのは落ちていくのが自然だし、その方がむしろ望ましいのであるなあ、と思います。
一方で物欲。残念ながら(?)こちらも少なくなりますね。昔のように「欲しいぜ!」と胸をたぎらせることが少なくなった。
ここ最近ノートPC関係で出費しましたが、最近にしては珍しい出来事でした。昔は安いSCSIカードだとか今思えばしょうもないモノにときめいてましたからね。
で、話は唐突に変わるわけですが、この間子供の買い物に付き合ったんです。一段落して子供にアイスを買って、ベンチで食べさせていたら、近くに無印良品があったんですね。
ムジについては私は結構スルドイ印象を持っております。すなわち「ブランドイメージに甘えて中途半端な商品を出している店」(ファンの人すみません)。遠目には悪くないんだけど、実際に見たら欲しくなるモノがない。垢抜けない。地味。そこそこ安いんだけれど、「モノがいい」とも思えない。
しかし、そのように「やはり、ムジであるなあ」と店を散策して商品を眺めていたら、写真の帆布トートバッグが目に入って来たんです。これがズキューンと来た。
垢抜けない。地味。作りも若干粗い感じ。しかし、丈夫そう。バッグなんてこだわる必要ないじゃん。こんなんで充分っしょ。そんなメッセージがこのわたくしをダイレクトに捉えてしまった。
いや、参ったな。ムジにやられるんか。しかし、欲しい。
迷いましたね。お父さんには似合わないよ。これ。などと子供から辛辣な言葉を投げつけられましたが、しかし、10分ほど悩んだ挙句、買ってしまった。2、500円。
今使ってますけどね、結構満足してますよ。はは。
何が言いたいか。
やっぱり、あれですよ。物欲があるというのはいいことだなあと思います。抽象的な対象に向かうだけだから、体を直接に壊すこともないし。買いすぎたら(もったいないけど)捨てるなり、売るなりすればいい。物欲がなくなってきたからこそ、小さな物欲は大事に育んで、楽しんで行きたいなあなどと考えた訳です。衝動買いはダメですけどね。
ま、以上。
0 件のコメント:
コメントを投稿