Springフレームワークに含まれる、以下のチュートリアル文書に従ってSpringフレームワークを試してみました。
spring-framework-2.5.3/docs/MVC-step-by-step/html_single/index.html
まだ第一印象レベルですが、その感想です。
■XML地獄は健在
Strutsと同様、SpringでもXML設定ファイル地獄が存在します。
単純に比較するのも酷ですが、多機能なだけSpringの方がとっつきにくいという感想です。
XDocletを使えば少しはマシになるのでしょうか。
■DAOはイケてる?
DAOは結構イケてる気がします。
Torque(だったかな?)よりも簡単そうですね。(チュートリアルが優れているせいかも?)
■Spring's JDBC framework
神経を使う connect / close をしないで済むのが素晴らしい。
WebSphere(v5以降?)ではUserTransactionを使うのですが、JNDIを使わないだけシンプルで良いと思います。(WASで同じことをやる場合、JNDIの登録作業が発生して面倒くさいです。WASの実装に依存するところもブラックボックス的で気に入りませんし)
■総評
目的は違うのでしょうが、Strutsよりマシかどうかは分かりません。
Springで提供している機能がバッチリ要件にハマれば採用の価値はあると思います。
しかし、それにしても相応の学習負荷と開発ルールの策定負荷があります。
例によって喧伝されている技術ではありますが、難解さ/取っ付きの悪さが目立ちます。
Strutsと同様Springそれ自体は優れたアプリケーションなので、デザインを勉強するにはよいと思います。
以上。
0 件のコメント:
コメントを投稿