で、スーパーの帰り道、子供のために(今回からパート2に入った)ケロロ軍曹のDVDをレンタルして調理開始。魚を捌くレシピの時は忙しいのと手が汚れるのとで、酒が呑めない。
三枚におろしてわき腹の骨をすいた後、刺抜きで丁寧に血合骨を抜きます。ホウボウの骨は鋭いのでお子さんに与えるときは要注意!
しかし、このホウボウって魚。捌きながら「美味そう」感があふれます。タラほどバラけてないし、鯛ほど脂っぽくない。でももっちりみっしりと身が締まってる感じ。こりゃ美味いはずだ、と確信。
それから皮をむきます。
次に小骨が残ってないか感触を探りながら、刺身包丁で一口大に切りました。
塩コショウ、タイム(臭み消し+風味付け。完全に蛇足だった。臭みはなし、風味は十分)をまぶし、小麦をまぶし、卵液につけ、パン粉をまぶして、揚げます。
完成。
つまみ食い。うめー!!!!店で売ってる「白身魚のフライ」=「素性の知れぬ外国の深海魚のフライ」とは一味も二味も違います(ってイヤになるほど紋切り型)。熱々、さくさく、フワーリ。味も濃い。ぜんぜん臭くない。大体油で揚げれば何だって食えるようになるわけですが、元々美味い魚を揚げると、こんなすばらしい結果になるんですね!って感じで。
後は余っていたちくわ麩を何とかしようと、ちくわ麩のトマトソース。トマトソースは美味かったけど・・・長女が「このソース、パスタに掛けて食べたかった・・・」とボソっとつぶやいたのが全てを表現していた。でもちくわ麩としてはマシな部類の結果でした。しかしおでん以外のレシピを受け付けない食材ってどうよ?
それからおまけ。何故か図書館のリサイクルコーナーに捨て置かれていた30年前の"るるぶ"。
だれ?
いちいち昭和+高度成長期な感じで楽しい。太陽神戸銀行の広告とか出てるし。今の三井住友だっけ?知らない会社の広告ばっかり。電話はもちろん黒電話。ガイドとして出てくる若い女性を見て、あ、この人、妻の母親と同い年だね~、とか。おお!桃井かおりだ!あんまし変わんねー(失礼?)とか。特に読者通信欄とか投稿欄で大笑い。「手紙ください。若い女性希望(23歳男)」「20歳女。看護系短大に通っています。お手紙まってます」で、実名と住所が明記してある。いやあ、インターネットないときって、ほんとこうだったよね。あはははは。時代は変わる。
以上
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