2009年1月10日土曜日

今日の料理(パン[失敗]+アルファ・鶏ソバ・おでん・いわしハンバーグ・ひよこ豆ディップ[フムス])

■パン失敗

本日の朝食用のパンを、昨夜のうちに仕込みました。冷蔵発酵で一次発酵を夜のうちに済ませようという魂胆です。夕食+晩酌で軽く酔っ払いながら、パンの材料計測、攪拌。のち、30~40度程度のお湯をちびちび注いでそのまま激しく捏ね、叩く作業に入ります。ん?何か柔らかいぞ(こねこね)。生地がまとまらない(ねばねば)。今までとは違うぞ(指にべたべた)。なんだかいきなり発酵してる気配も。ひょっとして異常に強い酵母がいたのか?酵母の突然変異か?!

う~ん。べたつく。おかしいと思いながら冷蔵発酵へ。といっても冷蔵庫ではなく、わが家で一番寒い(と思われる)玄関口へ設置。


ここなら寒いから大丈夫だろう。酵母の発酵も抑えられるに違いない。どんなに激しい酵母菌でも、こんなに寒いなら、落ち着くはずだ。

次はアンパン用のあんこ作り。妻にブツブツ言われながらも(ええ?ちょっとそんなんでいいの?)テキトーに作りました。主に参考にしたのはall aboutのサイト(ただし砂糖は小豆と同じ量にアレンジ)。途中思ったよりアクが出なくて焦ったりしましたが結構上手くいきました。私基準(辛党)で言えばしっかり甘かった。もう少し砂糖控えめでもよかったかもしれません。


で一晩眠って翌朝。発酵の様子は、というと・・・


微妙・・・。なんというか確かに発酵はしているものの、たるんだ発酵というかなんと言うか・・・。もう少し丸く硬く発酵していて欲しかった・・・ブヨッとペタッとした発酵でした。おかしいな。でも大きさ的にはこんなもんだろ。

打ち粉をしたまな板に取って分割。ああ粘る。べたべた。やっぱりおかしいな。でも過発酵という感じでもない。まあいいや。ふかふかのパンが出来るんじゃないか。とわりと楽観的に作業を進めました。

生地を12分割して5つをアンパンに。それから残りの7つを小さいコッペパン状に。発泡スチロールに新聞を敷き、白湯を沸かした鍋を入れて、その上にオーブンの天板に並べた生地を乗せて二次発酵。その間にポテトサラダ、ウィンナーのボイル、タマネギ炒めを作成。で二次発酵の結果を見たところで失敗を確信。何かぐでぐで。おっかしいなあ。やっぱりミュータント酵母でもいたのかね。

出来上がったパンは表面が硬く、中はスカスカしていて、不味い!というほどではありませんが決して美味いものではありませんでした。ポテサラは美味かったけどね(マヨネーズ控えるために入れた酢と塩と油が奏功した)。

で、朝食を終えてハタと気がつく。酔っ払ってても確かに材料の配分は正しかった。でも材料は正しかったか?まてまてまて。と昨日使い切って捨てた小麦粉の袋を見てみると「薄力粉」(※)の表記が。ああああぁぁぁぁおれアホだあぁぁぁぁ!

  ※大雑把に言って小麦粉には薄力粉と強力粉の二種類があります。
   強力粉は薄力粉に比べてグルテン(小麦タンパク)を多く含み、
   こねると粘りがでます。パンを作る時はこの強力粉を使います。
   薄力粉はグルテンが比較的少なく、ふんわりと仕上がるため、
   ケーキやホットケーキ、蒸しパンなどの材料になります。

まあアンパンは好評だったので(餡にバターを混ぜたのがよかった)、よかったですが。

■昼食(鶏ソバ)

寒い中、昼食の材料を買いに行きました。方向性としては暖かい麺類。でもラーメンは調理器具がベタベタするから、出来ればラーメン以外で。焼ソバも熱々ってのが似合わない。という訳でパスタかうどんかソバ。

で、ソバと鶏のスペアリブ(中骨)を買ってきました。鶏のスペアリブと昆布から出汁を取って見かけはいい感じの関西風お出汁。ちょっと塩が薄いか。でもしょっぱすぎて失敗するのは(取り返しがつかないので)イヤだ。というわけで妻に味を見てもらったところ、まあ、こんなものかしら、との意見。現状のツユを採用することとなりました。

別の鍋でソバを茹でてお湯を切り、ツユに投入。少し暖めて食べてみたところ、家族全員で「ツユ薄すぎ!」との意見。皆で適宜生しょうゆを足して食べました。

塩加減というのは実に難しい。

■おでん、その他

生協で注文したおでんの材料が届いたので、本日の夕食はおでん。

作成担当は私ということになり、こってり目の出汁が好きな私はスーパーに買出しに出かけました。鶏がらがあればそこから出汁を作るつもりです。

しかし、残念ながら鶏がらは今日は売っておらず、しょうがないので手羽先を買い物カゴに投入。手羽と昆布で出汁を取るか。これでも美味いはずだ。と思いながら魚コーナーの脇を通るとそこにアラコーナーがあって鯛のアラ(尾かしら含まず)が150\で売ってました。以前、鯛の頭で大根を煮て、とてもいい出汁が出たことを覚えていたため、おでんの出汁を取って不味かろうハズがない、と確信。すなわち手羽先を戻して鯛のアラを購入。他にはどうにも私を挑発してとまらなかった小鰯一山198円を購入。ちっきしょー。煽ってるなお前。お前を手さばきして、叩いてやる。叩いてやる。


所用をいくつか済ましてお楽しみの調理タイム。

まずは鯛のアラに酒と塩をざっとまぶしました。

それからざっとやかんで沸騰させた水をまわしかけて臭み取り。酒と砂糖少々を入れた水に投入。超弱火でコトコトと、一時間くらい出汁を取ります。やはりいい感じですよ。上品な鯛の出汁。おでんに合わないはずがない!(妻は半信半疑でしたけどね)

出汁をザルで漉して塩と薄口しょうゆ少々で味を調え、コトコト弱火で煮ながら材料を投入。面取りした大根→卵→ニンジン→昆布→こんにゃく→揚げ物ってな具合で1時間以上かけてコトコト・コトコト・・・。

その間に鰯を手開きして、包丁で徹底的に叩きました。それから水気を切った木綿豆腐、パン粉、炒めタマネギとあわせてしっかり捏ね、鰯ハンバーグの作成。これはもう食べきれないので整形して冷凍庫直行です。


そして夕食はおでん。やっぱり美味かった!鯛のアラどんぴしゃでした。半信半疑だった妻も食べて納得。

食後、昨晩から丸一日水に漬けたひよこ豆を茹でて、ジップロックに入れて叩き潰しました。

これはひよこ豆のディップ(フムス)にする予定。いや、フムスってホントに美味いんですよ。赤ワインにどんぴしゃ!

という訳で本日の考察。いやあたった一日でよくこれだけ作ったな。でも楽しいからいいや。

以上。
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