2009年3月7日土曜日

脱出中 from 鬱

私の言う鬱が、精神病理学的にどうなのかは知らないんですが、まあ大体以下のような状況になります。

・何をやっても間違ったことをしているような気がする
・何かやらなければいけないような気がするけど何もできない
・自己嫌悪(キツめのやつ)
・自分以外の対象にも憎しみや嫌悪感を抱く機会が多くなる
・不機嫌になる
・上記がぐるぐると巡回してドツボにはまる悪循環

そりゃあ私も社会生活を送っている訳で、鬱だからといって周りの同僚やらお客さんに当たるわけにはいきません。周りに当り散らした方が回復が早いのかもしれないけど、そうは行かない。でも妻や子供には少し不機嫌になったりして、それがまた自己嫌悪につながります。

やれやれ。

で、なぜに鬱になるのか、いろいろ考えてみました。

原因があって結果がある。鬱の原因はなんでしょう。

一般的な理由はいろいろ考えつきます。ストレス。うまくいかない人間関係。体調不良。質の悪い生活習慣(飲酒やハードワーク)。

でも、さすがにこれまで生き延びてきたスキルというものがあって、私の場合多少の(相当の?)仕事や人間関係のストレスには耐性がある。なきゃやってらんない。まあ、こんなもんだろ。しょうがねーよな。俺も悪いかもしれないけど、あんたも相当悪いぜ。とかとか、やり過ごすスキルです。ストレスは重要なファクターではありますが、ストレスがあるからといって簡単に鬱になるわけではありません(というかなるわけにはいかない)。

今回久々にやや重い鬱になった経過を考えてみると、実は仕事はさほど忙しくはなく、軽い風邪を引いていた気配がありました。つまり体調が少しよろしくなかった。かといって、これ休まないとヤバイ、というほどでもありませんでした。だからずるずると体がやられて、精神がやられた、そんな流れが見えます。何となく体調が悪いことはかすかに自覚があって、普段より30分~1時間早く寝てみたりしたのですが、焼け石に水だったようです。30分早く寝たら、30分早く目が覚めていた気がする。酒の量を減らすとか、ドラスティックにやるべきでしたね。

やはり体が資本ですよ。体の不調が精神に来る。病は気から、と言います。ストレス耐性の弱い人はそんなこともあるでしょうが、私の場合は体調がそれなりなら多少のストレスは何とかしてしまう。だから、私にとっては病は体から、というのがまず正しい気がする。

話を鬱に戻して、鬱っぽくなってからの対症療法。

これはやっぱり会社を1日、2日休むことですな。それから飲酒量を減らし、睡眠の質を上げること。早く寝ること。それからニーチェやキルケゴールといったイタい系の哲学書を読むのも効きます。絶望とか否定を突き詰めて考えてるような本ですね。絶望を突き詰めると救いが見えてくるんですよ。葉っぱ一枚あればいい♪ってやつですな。(by 葉っぱ隊)

ま、という訳で、少しずつ回復しております。
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2009年3月1日日曜日

淡々料理(カスタード(チョコ)クリームレシピ付き)

淡々とメモですよ。何のため?自己慰労のため(力強く断言)。

パン失敗パターン。



そろそろ夜間発酵は厳しいという認識で、二次発酵まで夜に済ませたはいいものの



ビミョウに過発酵な感じになってしまってさあ大変。これを冷蔵庫に入れて発酵を抑制しなければなりません。といっても結構膨らんじゃってうまいこと冷蔵庫に入ってくれず。

で、悩んだ挙句の暴挙。大きくて収まらなかったので愛の鉄拳を食らわしてぺちゃんこにして、オーブンの天板を二枚重ね+ゴミ袋にくるんで冷蔵庫に。



翌朝。何かぺったらこな感じで。まあ焼けば膨らむだろう。



うん。不味くはないが美味くもない。全般に硬いというか。って感じで失敗でした。

次は大成功パターン。



ささっと作ったので写真は完成時のみ。気温が下がってきたので思い切って再度夜間発酵にチャレンジ。北の寒めの部屋で一晩二次発酵させたらこれが大成功。過発酵直前のベスト発酵(異論はあるかもしれませんが)。焼いたらほくほくふわふわ。妻から大好評。写真は他に卵フィリングと簡単シチュー



魚系を体が求めているような気がしたので、冷凍サンマ(58円/一匹)とかます(199円/一匹)を干物に。翌朝食べて美味かったです。冷凍サンマは捌きながら身がグズグズして大丈夫かと思ったのですが、結果オーライ。ちゃんと美味しかった。



チョコレートクリームです(これはチョコを入れる前)。左党の私はかなりモチベーションも低く義務感優先で適当に作ったら、かなりイケてました。手抜きにもかかわらず。この投稿の最後にレシピを載せます。



これはゆであずき。小豆が余っていたのでいつか作らなきゃあかん、と思っていたのです。



チョコクリーム完成。かなり(゚д゚)ウ-(゚Д゚)マー(゚A゚)イ-…ヽ(゚∀゚)ノ…ゾォォォォォ!!!!(by 妻)でした。



大人気の菓子パンの残骸。全てアンパン。これも美味かったけど、相対的に不人気でした。でも理性が飛ぶウマさでした。ダイエットありえねーって感じ。毒入りと知っていても食べちゃほどのウマさ。もちろん毒は入っていないわけで、すなわち食べるしかないって感じ。

作ったのはクリームパン、チョコクリームパン、アンパン。私はパンの一次発酵とフィリングの仕込みをしてから子供を連れてケロロスタンプラリーへ。結構時間がかかりました。9時45分ころ家を出て、帰ったのが15時30分くらいだったもんな。もちろん全スタンプ制覇。

成型と二次発酵は妻が実施。クリームが柔らかくて苦労したそうな。そうだろうな。

 残酷?とんでもないですよ。ふっふっふ。

そしてアジ南蛮。



酢としょうゆとしょうがの絞り汁少々。この後キッチンペーパーをかぶせ、満遍なく浸るようにしました。



刻んだニンジン・タマネギを、しょうゆと酢と砂糖汁に漬けたあと、漬け汁を鍋で軽く煮詰めます。

片栗粉を付けて揚げ焼したアジを野菜と和えて、煮詰めた漬け汁をザッとまわしかけて完成。まあまあ美味かったっす。

この料理、子供は嫌いなので口を付けず。今日は菓子パン食べた時間が遅かったので生活リズム狂いまくりで特別に見逃し。

その代わり、白菜+豚肉の無水煮は大好評。これ、簡単で美味いんです。近いうちにレシピ書きます。

■カスタード(チョコ)クリームレシピ
小麦粉300gのパン生地から12個の小さいクリームパンを作れます。ま、クリームってあんまり大量に包めないので。チョコクリームならかなり余ります。

【材料】
ベース材料 牛乳:200ml 薄力粉:大匙2杯強 砂糖:大匙4杯強 卵:一個

カスタードクリーム:上記にバター10g程度
チョコ:上記にビターチョコ(カカオ多めがよさげ):50g程度。

※レシピを見てお分かりのようにチョコクリームの方がたくさんできます。

【手順】
1.ベース材料を全部合わせて、泡だて器でしっかり混ぜ、30分ほど寝かせて小麦粉をなじませます。

2.鍋に投入し、遠火の弱火にかけながら、泡だて器で混ぜます。

3.ひたすら混ぜます。多少のダマは(・ε・)キニシナイ!!。少しなら完成時はまったく気にならないです。

4.だんだんクリーム状態になってきます。後半一気に片が付くので気を抜かないように!

5.クリームっぽくなったな、と思ったら、バター/チョコを混ぜて、ぐるぐる混ぜる。

6.冷やして(バットに流しいれるとか、水を張った洗面器に鍋を突っ込むか)して冷えたら完成。

ちっ。クリームごときに体力使えっかよ!という菓子軽視から出た手抜きレシピ。でも簡単でうめーっす。うぬぼれじゃないと思う。

以上。
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疲労と鬱 まとめ

結論から言えば、バカじゃなきゃやってらんないってとこです。

こんなシニカルな言葉が出るのもまあ鬱期だからってことで。

逆に言えば鬱だから割り引くべき見解が多い。鬱っぽい人間の言うことを、あまり真に受けてはいけない。

資本主義を動かす人間の欲望。

真善美はどこへいったのか。

醜さばかりが目に付いてしまう。

翻って自分を見てみれば、現状に甘んじて何も出来ない疲れたオジサン。

そりゃあ鬱にもなりますよ。

じゃあどうすればいいのか。

もうバカになるしかないじゃないですか。

でも、バカになって生きることにも救いがあるんじゃないか、と思います。

思わなきゃやってらんないから?生きるための誤謬としての真理か?いや、そうじゃないと思う。

バカになって生きる、そこに価値あるいは美があるんじゃないかな。むしろ、価値のある生き方、美しい生き方ってのは、バカな生き方じゃないのかな。

さて、そろそろ鬱から脱出しよう。
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