2009年1月31日土曜日

二日掛けの発酵その後、カレー、バターロール(その他)

■朝
二日間かけて発酵させたパン。残念ながら結果はイマイチでした。



見かけは悪くありません。ちゃんと発酵できている様子でしたし、過発酵でもありません。でもそれを焼き上げた結果は、なんかうれしくないパン臭さ。ついでに何となく味が薄いというか、うま味がないというか。決してまずいわけではありません。酸っぱいわけでも、臭いわけでもありません。でも味は良くなかった。なんでだろうな。

まあ、極端な調理法を実施しているので、結果が良くなくてもあたりまえっちゃあ当たり前なんですけどね。冷蔵発酵。やはり24時間が限度か。チルドルームとか利用すればそれ以上イケるかもしれませんが、そこまで突き詰めるモチベーションも理由もありませんね。24時間で十分。

■昼
玉ねぎと豚薄切り肉を醤油と砂糖でがっつり味をつけながら炒めたものと、麺の茹であがり1分前に生の白菜の薄切りを投入しただけのサッポロ一番塩ラーメン。例によって子供たちに非常に好評でした。何度も書いてますが、手をかけない料理が好評ってのは悔しいもんで。

私はイマイチラーメンに食指が動かなかったので、鰺を買ってきて3枚におろし、酢締めを作りました。刺身包丁で薄く切って醤油をつけて台所でペロリ。うう。美味くない。油が乗ってないし、旨みも薄い・・・しょうがないので、10分ほど醤油に漬けてエイヤで高温の油でレアな感じで軽く火を通しペロリ(with 缶ビール)。まあ、これはこれで美味かったですけどね。

■夜
カレーです。
カレーの壺(チビがいるので甘口です)


で作るタンドリーチキン。


チキンも旨いのですが、タレも旨い。このタレの中に野菜を入れたらおいしいカレーになるに違いない、という直感に基づいて、夜に調理してみました。

まずは玉ねぎを中華鍋でしっかり炒めました。それからビタクラフトのフライパンに水を少し張って、小さく切ったじゃがいもと人参を投入。蓋をして火を通します。それからエイヤとタンドリーチキン+タレを投入。鶏ムネ肉は火を通しすぎるとイマイチなので途中で火を止めて蒸し焼きに。

う~ん。隙のない調理ですね。しかも調味料も不味くなりようのないラインナップ。でも失敗。いや、美味しくなかった。これまた決して不味いわけではありません。でも玉ねぎは炒めが足りなかったし(30分程度じゃダメだ・・・)、なんだか全体に水っぽくなってしまって・・・

翌日、レンジで温めたらそれなりに美味かったんですけどね。次回は、野菜単体でも食べられるように味付けして、炒めるか水分が残らない形で火を通し、付け合わせという感じにするのがよさげだな、と思いました。うむ。

この日は料理の観点からはいまいちぱっとしない一日でした。

■別の日:朝
バターロールに挑戦。
基本のパンレシピと比べ、2倍の砂糖、2倍の無塩バター、卵Lサイズ一個、そして牛乳。水は無し。

一次発酵を発泡スチロールで無難に済ませ、二次発酵は北側の寒い部屋に放置。

巻き具合が荒いのは例によって酔ってるから

二次発酵で1.5倍程度の大きさに。いまいちな気もしますが、まあ許容範囲でしょう(次回はもう少し気温の高い部屋で、もう少し霧吹きしよう・・・)。

はい。翌朝。200度で15分焼きました。

溶き卵塗ってないから地味な感じ

どんなにリッチなパンになるか、と思えば、まあそこそこリッチな感じでした。

まあまあ美味かったですね。成功と言ってもいい。冷えたパンも旨かったらしく、子供がおやつに喜んで食べてました。うむうむ。溜飲を下げた感じでした。

以上。

2009年1月30日金曜日

ドーナツの穴にかんする考察

村上春樹の本に、ドーナツの穴が、ドーナツにとっての本質的な属性であるのか、それとも単なる欠落に過ぎないのか、そんなことはどうでもよいことであって、なんとなればそれでドーナツの味が変わるわけではないから、という旨の記載があったように思います(相当不正確な引用ですが、大体そんな趣旨)。

単純で、シャレてて、軽いような文言ですがわりと頭に残っている文章です。

ようするに「くだらないことにグダグダ言ってんじゃないよ。まず食ってみろ」というあたりのニュアンスでしょうか。うるせーんだよ。食えよ。ざけんなよって感じで(言葉が汚くて失礼)。まずそこがよく分かる。

一方で、でもドーナツの穴をどう捉えるのかっていうのは、人生観の一つであってもよい。例えばドーナツ評論家にとって。などという感慨もあります。

言い換えれば、ドーナツの穴、というトリビアな対象を置き換えて、いきなりですが「わたしはいつか死ぬ」というセンテンスを考えてみましょう。

「わたしはいつか死ぬ」というのは、人生にとって本質的な属性であるのか、それとも単なる欠落に過ぎないのか、そんなことはどうでもよいことであって、なんとならばそれで人生の味が変わるわけではないから。

どうです。深いでしょう。死ぬのはどうでもいいのか。難しいですね。死ぬってことを改めて意識することによって、人生に深みが出てくる、そんなこともあるんじゃないかって思ったりしませんか。

つまり、ある知識なりスタンスなりが、現実をどう変えるか、ということを、この「ドーナツの穴」が問いかけているのではないか、そのように思うわけです。

ドーナツの穴。些細なようでいて、実は深いのかもしれませんよ。


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ケロロ断念

ケロロ軍曹。好きなんですけどね。ここしばらく子供にDVDを見せていましたが、小さいほうの子供が桃華か何かのマネか、どぎついことばを吐いていてがっかり。

こういうテレビで語られる言葉って、どぎついのが多いんですね。面白いんだけど、実際我が子がマネをしているのを見ると胸ふたぐ気分になります。

別にお上品に育ったわけじゃないから、乱暴な言葉遣いには慣れているつもりなんだけど、自分の子供がしゃべるのはどうもなんだか。敢えて見せたくないよな、って思いました。

こういう観点からすると、まだキラリンレボリューションの方がマシかも。大人からすれば詰まらないんだけどね。

しかし、子供って親の嗜好にいやおうなく影響されますね。まあ、我が子には強い価値観を育てて欲しいな。
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今日の料理(二日がけの冷蔵発酵)

例によって冷蔵発酵です。

金曜が忙しくなりそうだったので、木曜の夜に土曜の朝食用のパンだねを仕込みました。

以前、比較的暖かいところで夜間発酵しても過発酵にならなかったので、思い切って二日掛かりの発酵にチャレンジです。スーパーキング(しかし凄いネーミングだよな)をさんざん捏ねて冷蔵庫へ。

翌朝。結構発酵してるよこれ。ありゃー。冷蔵庫とはいえ、ヤバげな感じ。う~ん、冷凍ってのはないから、チルドルームであがいてみるか、とバットに移し変えてビニール袋にくるんでチルドルームに再格納してみました。

会社から帰って確認。あ。オーケー。発酵ほとんど進んでない。チルドルーム大成功。生地はひんやり。

一杯飲んでから生地を切り分けて、チーズとウィンナーを包みました。今度は二次発酵するために冷蔵庫の中段に。二日かけて発酵させた生地は期待を持たせます。美味いんじゃないかな。

パン作りのプロセスで、確かに発酵は難しい作業なんだけど、冷蔵発酵って結構簡単じゃん?キワものっぽくて怪しいけど、逆に失敗したことないですよ?っていうか冷蔵発酵っていう時点でチャレンジだから、失敗許容範囲が広がってるのかな?ってゆーか技術革命?

明日が楽しみです。
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オバマ メモ

「娘たちのためにも」オバマ氏法案初署名 賃金差別巡り

「私たちは賃金の格差をなくし、娘たちが同じ権利と機会と自由と夢を、息子たちと同じように持つことを確認する」(バラク・オバマ)

いいですね。シビれました。

自分の子供を見ていると、こういう賃金格差とか、若者たちからの搾取には他人事ならぬ焦りを感じます。

まあ、政治家の発言っつーのは100%むこう受け狙いのキャッチコピーなわけですけど、かなり支持します。この発言。

自分の子供たちが幸せになれる社会を作らなきゃダメでしょうが。ホントに。
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2009年1月25日日曜日

いわしハンバーグ~失敗、焼きそば、パン・焼き豚・軽シチュー

朝食

いわし豆腐ハンバーグで失敗。ネタが柔らか過ぎたのでもうヤケになってビタクラフトフライパンに全部て焼き入れ。
よく分からない結果になったけど、案外美味かったと思ったら子供から嫌われて残念。

昼食

ほとんど定番化した焼きそば。安定して美味かった。

夕食

チーズパン、ならびにウィンナーパン。昼前から仕込んで一時発酵を冷暗所(玄関)で行ったところ、案外発酵が進んでしまったのでそのまま冷蔵庫で保管。夕食準備期間に冷蔵庫から外に出して切って二次発酵させました。ウィンナーパンにはやっぱりケチャップ。ばっちりウマー。チーズパンはアンパイウマー。


付け合せに鳥胸肉+ブロッコリー+ほうれん草+にんじん軽シチュー(※)。これもまたウマー。


軽シチュー

もひとつ定番煮豚。ウマー。


今週は以上でございます。
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