2009年1月10日土曜日

日記メモ(1/10) (派遣村・チェゲバラ)

■ちょっと昔のニュース。

派遣村「まじめに働こうとしている人なのか」総務政務官(asahi.com)

おお。また逆なで発言だ。と思ってあきれ、撤回記事を見てまたあきれていたところ、よく巡回する2chスレ紹介サイトで、派遣村の運営がかなり政治的色彩を帯びていて、やってることもデモとか陳情とか、必ずしも求職活動ではない、という情報を得ました。

ほほう。なるほど。もちろん2chなので話半分で聞く必要はあります。でも、時折画面に映る派遣村ニュースに微妙な違和感(※)を感じていたこともあって、私には2chの情報もしっくり来ました。

※違和感
上手くいえませんが以下の要素に違和感を覚えていました。
・運営者が若い
・なにやら確信に満ちている(何らかの価値観が後ろに透いて見える)
・テレビでインタビューされている様子がなんとなく芝居がかって見えた
宗教的あるいは政治的に偏った価値観を持った人の特徴ですか。もちろん気のせいだった可能性も高いです。

ということは。まあどっちもどっちってことですね。もちろん本当にまじめに働こうとしている人で、派遣村に救われた人もいるでしょう。一方で、それを利用して何らかの政治団体グループの広報活動、リクルート活動が行われていたのかもしれないな、と推測させられる情報もある。

まあ、社会党、共産党がこの発言に噛み付くのは彼らの文脈からは正しいと思うのですが、民主党が過剰反応するのはどうかな、と思いました。基本的には揚げ足取りの攻撃であり、品がない。発言の種類が種類だけに、社会党・共産党はいいですが、民主が噛み付くのは下品に見えてしまいますね。民主も自民も似たようなものでしょうが。

★★★★☆☆:ナイスガイだよ

■ボリビア日記(チェ・ゲバラ)

40年以上前にゲリラ活動に身を投じた革命家の日記に共感できるか。

いや、大いに共感しました。この日記、普遍的な人の生きざまと悲劇そのものです。人としての気高さ、目標に向けて自らを律する強さ。そして日々の苦痛に耐える強靭さ。

妙な教訓ですが、日記って大事だな、とも思いました。彼の日々の記述は、苦痛に満ちたゲリラ活動の日々を客観視し、分析し、あくまで楽観的であろうとする意志を持ち続けている。もちろん彼の精神の強靭さがあのような日記を生み出したわけですが、また日記をつづることも、彼の精神を維持させることに役立っていたのではないか、と思わされました。

われわれが生きる社会は、チェが身を投じたゲリラ活動ほど過酷なものではありませんが、やはり苦痛、挫折、そして悲劇に満ちています。私もチェに倣って希望と目標を維持して生きて行きたいと思います。

以上。
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