まずはパン。
昭和の料理本。帰省中、暇にあかせてナニゲに眺める。昔から実家にあった本で、若かりし私(受験逃避中)も見てました。キッチンに保管されていたせいか、なんだか脂でベタベタしてる。昔もベタベタしてたかな。
パンのレシピを見ると「冷蔵庫で一晩発酵させるのもアリ」との記述があった。全体的に昭和40年代の本です。ほほう。パンを冷蔵庫で発酵させる、か。キワものっぽいな。でもちょっと待てよ。イケるんじゃないか。と思ってWebを検索すると・・・うん。今でもアリな模様。冷蔵庫発酵。
パンの発酵。せっかち料理人の鬼門です。だいぶ昔のことですが、私もパンの発酵で挫折したことがありました(この本を読むまですっかり忘れてた)。
レシピどおりに作って生地を発酵させる段階でのこと。レシピ本を見ると40~60分発酵させるとあるのですが、秋~冬に発酵させてもどうにも上手くいかない。なんとなく生地はヒヤっとペタっとしていて、発酵する気配がない。軽く膨らんだくらいでもういい!なんとかなるだろ!と諦めて焼いてみると、不味くはないものの、どうも納得いかないパンの出来上がりとなるわけで、その後、なんとなくパンを焼くという作業からは遠ざかってしまうことになる。
昔のリベンジ。いっちょやってみるか。
で、実家から戻ってワインを飲みながら生地を仕込み、寒い中半信半疑でタネをボールに入れ、ラップに包んで外に出しました。(冷蔵庫よりも少し暖かくてよさそうかな、と思って。)
こんな寒い中で発酵するんかいな。と思いながら眠り、その翌朝。(0時就寝、朝6時起床)
しっかり膨らんでましたよ。いや。驚いた。
携帯カメラ(発酵して大きくなったことを示すためA4ノートを並べてますが、発酵前の画像がないとわけ分かりませんね。すみません)
でも考えてみれば当たり前の話。酵母が活動を止めない限り発酵は進むわけで、それは温度とは関係ないのです。生地を切り分けて二次発酵へ。
携帯カメラ
二次発酵はちょっと甘かったかもしれませんが、結構美味しく出来ました。
携帯カメラ
画像を見ると白っぽいですがちゃんと焼けてますよ。朝8:30のプリキュア放映の前に、ひよこ豆のスープと一緒に朝ごはん。幸せな感じでした。またやってみよう。
次は牡蠣のオリーブオイル漬け。スーパーで牡蠣を買ってきたのです。さっきからベースとなっているのは徳永久美子という方の書いた本です。結構いい感じ。この人の店、dancyuにも出てたな。って覚えてる俺もどうよ、って感じで。
美味しかったですよ。牡蠣のオリーブオイル漬け。ちょっと高くつくのが難ですが、1シーズン1回はアリでしょうって感じです。
夜はナン+カレーにしました。
まずは生地をよく捏ねて(このナンは、上記の本の丸パンと同じレシピです。)
発酵させます。PCの上に乗せてます。CPUの熱を使いました。暖房はなし。1時間30分くらいかけて発酵させました。
中華鍋でナンを焼いて(見た目は地味ですがかなりウマーな感じですよ!)、
平行して作っていたひよこ豆のカレー(炒めタマネギ3個分含む)と共に頂きました。美味かったです。
以上
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