2009年8月23日日曜日

S&Bヱスビー食品はスジを通していると思う

狂牛病騒ぎといえばもうずいぶん昔の話ですが、食に関する話題ということで、米国産牛肉の輸入解禁後、結構注意深くニュースをフォローしていました。気がつかないうちにプリオンを口にするようなことはできれば避けたい、そんな風に思ったからです。

まずは特定危険部位と呼ばれるもののチェック。それから流通ルート。ゼラチンはOKらしい。牛脂が意外と要注意らしい(当時)。原材料に牛由来とあるとどこの牛のどの部位だか分からない。ということで、我ながら神経質だよなと思いながらも丁寧に忌避していました。周りには、店がすいているから、と毎日のように焼き肉を食べに行く人もいまして、そうだよな。あまり神経質になってもしょうがないんだよなあ。と思いつつ、まあそれでも普段から積極的に牛肉を食べてる訳でもないし、あえて牛肉を食べることもあるまい。と律儀にアメリカ産牛肉及び牛由来原料の忌避を続けていたのです。

まあアミノ酸とかショートニング、マーガリンの類と比べればさほど選択肢が狭まるようなこともなく、割と牛肉関連原料を避けることは容易だったのですが、困ったのがカレーです。市販のルーにはほとんど必ず牛脂が入っているんです。しかも国産とか米国産だとかの但し書き一切なし。カレールーメーカーは牛脂にプリオンが含まれないという確信でも持ってるのか、子供が大好きなカレーによく平気で牛脂を使い続けられるな、と呆れたものです。

しかし、その中で早くから牛由来原料不使用を謳い、実践していたのがS&Bヱスビー食品だったのです。偉いですねえ。というか当たり前だと思うんだけどなあ。子供の好物を作っている、子供をターゲットにしているという自覚があるのかね。他のメーカーは。子供は市場ですか。やれやれ。

まあ改めてgoogleで調べてみると、牛脂の危険性は昨今はあまり言われていないみたいです。そもそも狂牛病だ、プリオンだ、という話自体も聞きません。ほとんど風化しちゃってますね。

それにしてもS&Bの態度はまともだと思いますし、他のメーカーの態度には疑問を持ちます。私が神経質すぎるのかね。でも、こと子供の好物については気を使いたいですよね。昔テレビで年老いた政治家が米国産牛肉を食べてみせるパフォーマンスをしていました。私はそれを見て「お前の孫に食べさせてみろよ」と思いましたね。意地悪だね。

まあとにかくS&Bさんは偉いですよってことで。
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