それは原因ではなく結果
asahi.comで、自殺と飲酒に強い因果関係がある旨の記事を読みました。
曰く自殺したタイミングで飲酒していたケースが多い、自殺する前は酒の トラブルが絶えなかった、アル中だった、などなど。
だからそれは原因じゃないって。むしろ結果。多量の飲酒なり自殺に向かわせる何らかの要因が別にあるわけ。酒飲んだからといって自殺するわけ じゃないっしょ。なんだか自分の言ってることが当たり前過ぎて、不安になって来たな。ひょっとしたら、私が何か大きな勘違いをしてるのかな。
まあいいや。
この記事に反応した理由は他にもあって、すなわち私は飲酒行為というのは自殺行為と近いと思っているのです。酩酊を通して忘我の状態に至ること。個を否定し、意識と完全に同化する。つまりは生命体そのものとなり、物、サルトルの言うところの即自存在になる。これが私の考える飲酒の目的なわけです。というわけで自殺する人が酩酊していたとして、私的には何の不思議もない。自殺と飲酒を紐付ける記事なぞ、ほとんど無意味じゃねえの?とそんなことを思ったわけで。あまり健全な話題じゃありませんがね。
薬物と一緒にしては駄目かもしれませんが、あんまり表面的なところでギャーギャー騒いでもしょうがない気もします。健全な国家を運営するに当たって薬物を禁止する必要があるのは理解出来ますけれども。
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