2009年11月25日水曜日

久しぶりに本屋行った

平積みや立て掛け本(正式には何というのか目立つように棚に立てかけてある本)のラインナップが変わってました。新書コーナーで目についたのは貧困を扱ったもの。そのうちの一冊を軽く立ち読みしましたが、訴える力の強い良書だったような気がします。

2000年前後の、ポストバブルの価値観が変わってきているのか。だとすれば良い兆候です。自民も民主もお互いの揚げ足取りばかりでは、日本はまずいことになります。団塊世代が築いた高度成長期以来の価値観やシステムを、抜本的に見直さないとダメなんじゃないかな。言葉にするとなんだか無責任だな。できるはずがないと心のどこかで思っているからか。

誰が見直すかと言ったら、団塊ジュニアしかいないはず、と思いたい。しかし、この世代、勝ち組、負け組が最初にハッキリした世代じゃないか、と思います。また、おそらくは、ニート、引きこもりが多数出た、最初の世代じゃないか、と。そして堀江もまたこの世代に属します。母数が大きいから、何を見ても目立つということはあるかもしれませんが。

そんな世代で成功した人や、何とか中流クラスの生活に滑り込んだ人がどういう風に考えるか。どうも単純な勝ち負け思想に陥る気がするな。堀江しかり。仕事できるヤツの勝ちだ。以上。俺は大丈夫だった。努力もした。大変だった。人生自己責任だろ。うーん。まずいな。社会がダメになってきているのに、仕組みが成り立たなくなって来ているのに、自己責任論はマズいと思うな。団塊ジュニアからの人材輩出は難しいか。いやいや。デキル君ではなく、むしろ傍流からの出現を期待したい。

団塊ジュニアは政治を信用しないところがありますね。まわりは頼りにならない。自分で何とかしなければ。真面目で追い込まれやすい。自殺率も高いのではないかしらん。あ、これはむしろ日本人の国民性か。とにかく、若手が頑張っていかないと、真剣にマズいと思います。人材がいない?流行るのは選挙狙いの衆愚政治か。なんか民主党政権どんぴしゃな感じがしてイヤだな。むむむ。例によって取り留めがありませんが、以上、本屋さんで考えたこと。

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