2010年6月10日木曜日

女性を見たらいかんのか

瀬戸内寂聴さんとひろさちやさんの対談で、お釈迦様はアナンダに「女性を見るな」「見たとしても口をきくな」「口をきいたとしても劣情を抱くな」と言われた、という旨の話があったように思います。

寂聴さんはそれに対して、ちょっとヒドいんじゃないか、女性に失礼ではないか、という反応を示していたような記憶が。

以上、なんだかあいまいで申し訳ない。速読しているのでどうしても確信が得られないのです・・・

上記の解釈を前提して話を進めます。

考えてみると、「女性を見るな。話しかけるな。劣情を抱くな」という教えは、「ブッダ様、すばらしい教えです」というほどではなくても、まあそうですよね。うん。と首肯せざるを得ない、まともな話だと凡夫たる私は思うのです。別に女性を軽蔑しているわけでもなく。

だって、きょろきょろとそこらの女の子を眺める男ってみっともないじゃないですか。

チラチラと女の子を見る男ってのは、ああ、美人だ。とか、おお、美人でない。とか、ああ、スタイルがいい。とか、ああ、スタイルがよくない。とか、そんなことを考えて眺めるわけじゃないですか。それってカッコ悪いじゃないですか。

だから、もう、見るな、と。分かりやすい。確かに、そんな風に見ちゃだめだろ、と。いっそ見るな、と。

でも、そうは言っても見ることもあるわけじゃないですか。仕事で、とか。口もきかざるを得ないことがあるわけですよ。

そうすると、劣情を抱くな、とこう来るわけですね。

そら、そうだよね。いちいち劣情を抱く人なんていかがなものかと思う。思いませんか。

ということで、ブッダの教えは普通に正しいんじゃないか、とそんな風に思います。男の立場としては。

以上なんです。

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