東電、審議会の指摘無視
今回の事故について東電は「想定外の津波だった」との釈明を繰り返している。だが、東電側が審議会の指摘をないがしろにしたことが、前例のない事故の引き金になった可能性が出てきた。
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◇「『想定外』は言い訳」
東電の武藤栄副社長は25日の会見で「連動した地震による津波は想定していなかった」「(貞観地震を参考にした)地震や津波の予想について共通見解を出すには至っていない状況にあった。学会として定まったものがなかった」と釈明した。東電のこれまでの対応に対し、岡村センター長は「原発であればどんなリスクも当然考慮すべきだ。あれだけ指摘したにもかかわらず、東電からは新たな調査結果は出てこなかった。『想定外』とするのは言い訳に過ぎない。もっと真剣に検討してほしかった」と話す。【須田桃子、藤野基文】
結局、ビジネスの観点からだとこの程度なんですよ。退職するまでもてばいい。自分が死ぬまでに何とかなってればいい。
「数百年に一度の事態」は、想定しないわけ。ビジネスのスパンでは。
政治のスパンも、そうらしいよ。
だから、政治家とか経済人に原子力を任せたら、ダメと。
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