この時期なのに、というかこの時期だからこそ、というか。前売り券を持っていた「のび太と鉄人兵団」を見に行きました。
前に見た緑の巨人伝がかなり残念な出来だったので、しばらくは「ドラ映画だけは当分行きたくない」と思っていたんですが、この間テレビ放映された「人魚大海戦」が結構面白かったらしく(娘談)、じゃあ試しに行ってみるか、と。やはりドラえもん。日本アニメのフラッグシップ。いつまでも駄作ってことはないだろう。
昨日は一日中ニュースに険しい顔で張り付いてましたし。
下の子は親と一緒にいるだけで随分安心するようですが、上の子は何かとても異常なことが起こっていることは分かっているようで。「原子力なんか、使わなければいいのに!」とか何度も呟いてましたし。
死者/行方不明者の数にしても、もはや受け入れられる範囲を超過。いくつかの町や村が消えましたからね。すさまじいとしか。
しかし、さすがに疲れた。二日連続で部屋に閉じこもって、子供と暗いニュースばかり眺めているわけにもいかないだろう。というわけで、気分転換に映画を見に行くことにしました。
子供たちを連れて自転車。見上げれば真っ青な空。眩しくて、心底きれいだと思いました。やはり、外に出て良かった。
子供たちはわけの分からない歌だの、わめき声だのを始終上げまくり。ストレスへの反動と、生の謳歌でしょうか。とにかく、子供たちは、生きています。大人よりも生きてます。
さて、肝心の映画。
めちゃくちゃ、面白かったです。感動しました。
しかし年とってから涙もろくなったなー。(クレヨンしんちゃんの予告編で少しうるっとくるレベル)
いや、そりゃあベタベタですよ。小学生ターゲット。もう、こう来るんじゃないか、というあたりをズバズバ突いてくる。
でも、本当に感動しました。昔のドラえもん映画に感動して育ったオトナが、一生懸命作った映画です。ドラえもん映画のツボが良く分かってらっしゃる。最後のあたり、ああいう展開は大好きです。ベッタベタなんですけど。
子供にキッズサイズのコーラとキャラメルポップコーンを与えて、映画館の暗闇、2時間を過ごしましたが、ドラえもんを作った大人たちに力をもらった気がします。
いや、良かったです。
また主題歌も、良かった。オジサンがbump of chickensに感動して悪いか。歌詞がいいんだ。文句あるか。
以上。
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