2011年5月24日火曜日

ダメな公務員見た

舌の根も乾かぬうちに、ってか。

まあ、怒りはこもってません。
あー。ダメな公務員みたなあ。やれやれ。って感じで。

えーと。前もって言っておきますと、わたしは以前から公務員バッシングには否定的でした。
「バッシングしても何にもならんやろ」と、懐疑6割。

なぜかというと、日本の消費やら社会やら何やらを支えているのは年収600万~1500万のミドルクラスだと思ってるから。
公務員ったらまあミドルクラスでしょうな、と。何のかんのいって、ミドルクラスの層を薄くするのはよろしくないのではないか。無駄や既得権益はあるでしょうが、足の引っ張りあいもよろしくないだろう、と。だから公務員バッシングよりむしろ底上げが優先。

さて、本題。

先日のこと。仕事上の野暮用がありまして、霞ヶ関ではありませんがおそらくは国家公務員一種が働いているであろう場所に行ったんです。

すでに20人くらいの列が出来ていて、わたしはその最後尾に並びました。
その列はいわゆるフォーク並びというやつです。一列になって、いずれかの窓口が空くのを待っている。

中ではプロパー公務員が3、4人、クールビズスタイルで突っ立っていて、私服のおばちゃん、あんちゃんががテキパキと列を裁き、順調に列は流れておりました。

あと少しでわたしという時。

プロパー公務員と思しき30台半ばの男(年下か威厳のない年上)が、ワリとエラそうにこう言ったんですね。

「窓口は3つありますから、一列になってないで分かれて並んで下さい」

・・・。何いってんだコイツ。

「アホか」と思いましたね。ほとんど非常識じゃないか。
フォーク並びが一番効率がよく、且つ公平。ベストの並び方ですよ。中学生ですら知ってる。
よほど文句言ってやろうかと思ったんですけどね。頭悪いかも知れない公務員に逆恨みされても詰まらん。
直に空きそうだということもあって、まあいっか、とわたしは素直に窓口の一つに並んだのでした。

わたしの前に並んでた男の人。自分の順番になってフォーク並びを崩されてしまい、明らかに落ち着きを失ってましたね。そりゃそうだよ。かわいそうに。

でもまあ「アホか」と思ったのはわたしだけではなかったようで、わたし以降はフォーク並びは崩れず。わたし含む先頭の三人のみが窓口にそれぞれスタンバイしたのみ。当たり前だよ。

それにしてもあのヤロー。エラそうに非常識な指示を出しよる。アホじゃなかろうか。国家公務員一種のクセに。などと思いつつ(さほど怒ってない)、そいつらの仕事ぶりが気になってちょっと観察。

あー。やはり。

はっきり言って何もしてない。
腕を組んで突っ立ってるだけ。

手を動かしてるのはパートのおばちゃん、おにいさんだけ。

何となく、うろうろしてるだけ。

眼はキョロキョロしてる。何か考えてるらしい。でも、何も結果が出てない。

あー。こういうヤツ、どこにでもいるのよね。
いろいろ考えてるのかもしれないけど、手が出ない。余計な間の抜けた発言はあるけど、まともな成果物がない。
出来るヤツはね。体が動く。手が動く。理屈じゃないんです。
ウチの業界だってそうですよ。出来るヤツは何かしら手を動かしてる。少し考えて、手を動かす。少し集中して考えて、長く手を動かす。EXCELで文書作ったり、メモ書いたり、絵書いたり、プログラム書いたり。
こんな風にキョロキョロ、うろうろしてるヤツって、使えないんだよねー。さもありなん、と納得。

「おいおい。たかだか数分観察しただけで、そんなに簡単に決めつけてええんか?」

はは。どうでしょうね。わたしも100%自信はありませんけどね。
でも、デスクワークを10年以上やってきて、人の仕事ぶりを見て来てますからね。
それなりに正しい直感だと思いますね。

それに、フォーク並びを崩せという愚かな指示を(しかもエラそうに!)出したという事実も「コイツ使えねー」印象を補強。

しかも、そのフォーク並び崩壊の犠牲者は、結果的にわたしだったのですよ。
ま、わたしより後ろだった人が、一人だけ、わたしより先に手続きに入ったというだけですけどね。

悪印象増強。

ということでですね。

わたしは本日から、公務員バッシング肯定気味の人になりますね。はは。

細部に神宿る、じゃないけれど。
一事が万事じゃないけれど。
あまり細かいことは言いたくはないんだけれど。

無能で非効率なヤツが威張って高い給料貰ってたらダメですよ。さすがに擁護できない。

あ、ちなみに窓口のおばちゃんは有能でしたね。
ちょっと会話して受け答えしてみればすぐ分かる。

お前の給料、パートのおばちゃんに回せよ。コラ。

こういう人たちが日本を支えてるんだよねー。

以上。

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