甲野善紀の驚異のカラダ革命読みました。(リンクはアフィリエイトじゃないよ)
古武術を研究されている方です。
「昔の武道の達人がしたという秘技や奥儀を『そんなの大げさに言ってるだけでしょう』と決めつけるのではなくて、本当にそういうことがあるかもしれない、という前提でいろいろ研究してみる」という、まさに男子の鑑のような方ですね。リアル北斗神拳というか。楽しそー。
実際、この人の提言やアイデアが、スポーツ・格闘技界やはたまた介護の技法にまで応用あるいは参考にされることもありますし、発言・思想もしっかりしておられる。ということで「トンデモ」系の方ではないです。
感想。
なかなか興味深い内容でした。
一言でまとめると「常識にとらわれず、体を違った風に動かしてみると、案外そっちの方が効率的だったり、力が出たりするよ」ということになるでしょうか。
こういうのって個人的には「禅的」だなあと思うんですね。
なんつーか。普段ぼけーっと歩いたり、座ったりしてるわけじゃないですか。
それを意識してみる。動いてる手足を感じてみる。違った風に動かしてみる。すると、そこに身体というリアリティがある。当たり前なんですけどね。普段はすっかり忘れている。生きていることに気がつく。そんな感じ。それが「禅的」ということかなと。( < 超乱暴)
ま、とにかく身体をいろいろ動かしてみることは楽しいし、役にも立つのです、ということで以上であります。
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