2011年9月30日金曜日

村上春樹「走ることについて語るときに僕の語ること」



えっと、日本橋丸善にこの本が平積みになってたのはいつだっけ?と思って調べてみたら2007年出版らしいですね。4年前か。そんなもんか。もっと昔だと思ってた。

学生時代は、この人の小説はもちろんエッセイも(「遠い太鼓」や「村上朝日堂」シリーズ)ボロボロになるまで読み返したもんです。

でも、この本は買わなかった。その理由はジョギングに特に興味がなかったから。

というか、ジョギングする人って何となく鬱陶しいんですよね。健康と頑健さを単純に謳歌している(ように見える)というか。訳もなくコノヤローって思う。走りやがって。バカが。みたいな。

ということで、ジョギングについて語られても困ると。当時は思ってましたね。

しかし、今はわたしもジョガーであります。

やっぱりね。恥ずかしいね。走るって。

健康です!その健康を増進させてます!スタイル維持するために頑張ってます!みたいな。アホか。みたいな。

はい!アホです!走るの楽しいっす!!って。

要するにジョギングって楽しいんですわ。

朝、めちゃくちゃ寝てたいのを頑張って起きて走る。走った後の達成感とかね。

少しずつ体が変わっていく感じとか。

アホでええやんと。

ま、話はずれましたが、一ジョガーとして読みましたが、結構いいエッセイでした。若い頃に出会っていたら(若い頃からジョギングしていたら・・・ありえないなー)、やはり相当な愛読書になっていたと思います。

ただ、やっぱりフルマラソンは眼中にないなー。
そんな情熱も時間もない。忙しい。そこまでしてフル走りたくない。

などと今のところは思ってますねー。今のところは。

ま、4,5年もすれば違うような気もするな。
フルマラソン目指して頑張って調整しているかも、という予感もしないでもありませんけど。

以上。

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