2011年11月25日金曜日

子育てとか

子を持って知る子の恩という言葉があって、確か20年以上昔に筒井康隆のエッセイで見たような記憶があって、その時は「まあ、筒井康隆だから奇を衒ってるとか、敢えて逆説的なことを言ってるのかなあ」くらいに思っていたんですが、実際に子供を持ってみるとよく分かる。

実際、子を持ってみると、子の恩、というか、ありがたみを感じます。

わたしが「これまでいろいろありがとうね」と父母に言ったら、父も「こちらこそ、いろんな感動をありがとう」とか言ったことがありました。

子を持ってみると、それ、分かるなーと。

子供を育ててると、ホントいろんな感動がありますからねー。

そして
子供を育ててると、子供にだんだん期待しなくなりますねー。

もう、おまえらが生きてるだけでいいよと。少なくともオレに先立たなければ、それで満足だよと。

家庭を持って、孫の顔を見たいなんて高望み言わないよ、と。

そう思って今。

たまに帰省して孫の顔を見せるだけでいいんだなーと。

親にとっては、それでもう充分だなって。

自分より先立たないで、しかも孫の顔を見せる。

それだけで、充分じゃないかって。

ゴーマンでしょうか。

でもまあ、親からしたらそんなもんではないでしょうか。

以上。

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