2008年9月22日月曜日

村社会としての会社

日本の会社の特徴を表すのに、終身雇用制とか家族主義といったキーワードが用いられます。

その良し悪しはさて置き、プロジェクトに入って仕事をしているとやはり同じ会社のメンバーが強い連帯感によって結ばれていることがよく分かります。

例えばトラブル対応やミスの対応。例え直接的な関係はなくても、同じ会社のメンバーが起こしたトラブルには、他のメンバーも自分は役に立たないと分かっていても一緒に対応するとか、同じ会社のメンバーのミスはかばってあげるとか。

いや、当たり前と言えば当たり前なのですが、異なる会社のプロジェクトメンバー同士でかばい合うよりも濃い絆がそこにあることがはっきり分かります。

中には「同じ会社とはいえ、とばっちりだよな」と思っている人もいるようですが、祭りのように楽しんでいる人もいます。

そういうのを見ていると、やはり日本の企業というのは村社会的な結束があるなあ、という印象を持ちます。

村社会という観点から言えば、「ちょっとおかしいな」と思っても「村八分=リストラ」が怖いから断れないとか、そういう束縛もあるのではないか、「オレは違う」とはなかなか言えない。単独行動が取りにくい。そういう特徴もあるように思います。

そういう会社=村社会の中では、何とか楽しくやって行ける人と、ちょっと息苦しいなと思う人とに分かれるはずです。

さて、あなたはどちらのタイプに属するでしょうか?

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