2010年4月5日月曜日

安藤健二「封印作品の憂鬱」洋泉社

★☆★☆★☆:評価不能

一度は放映されたものの、諸般の事情から封印されてしまい、二度と日の目をみることのなくなったアニメや特撮作品を追ったルポです。作者と制作側のすれ違いや思惑のズレ、利権なども関わっていて、業界の裏事情が透けて見える。Amazonでの評価がわりと高かったので図書館で借りてみました。

結果。面白みが感じられない。この程度の理不尽さ、愚かさ、不幸なすれ違いなど珍しくもなんともない。

とすれば悲しむべきはむしろ私の純真さが失われたことかもな。

マスコミや制作側にいると、また見え方が違うのだろうな、と思いました。なので厳しい評価は控えています。ま、そんなところで。

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