2010年6月3日木曜日

じわじわと鬱を脱しつつ

前回、鬱が始まると人を見て不愉快になるようだ、という旨のことを書きました。

最近、鬱を脱却しつつあるのですが、しかし人を見て不愉快になるのはさほど変わらぬ。でも、鬱の時と明らかに違うのは、不愉快になってもそれが怒りとか鬱屈した感情に直結しないこと。軽い嫌味は言うものの、重くはならない。周りの雰囲気も柔らかくなる。これはホント。鬱のときは、なるべく私も押し殺してはいましたが、周りも緊張していたというか、微妙に腫れものに触るような雰囲気があった(まあこれはこれで有難いことかも知れぬ)。鬱から抜け出てつつある最近は、周りの雰囲気も緩んでいる気配がある。やはり対人関係というのは、ライプニッツの言う窓のないモナドの予定調和というよりも、主客未分の因果・縁起の世界なのではないだろうか、とそんなことを考えます。

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