どうもこれまで宗教とは縁遠い生活を送ってきたのですが、最近仏教に目覚め始めているようです。
しっくり来るんですよね。年を取ったからか。力が抜けてきたか。
今まで受けてきた教育やら、知らず知らず自分が根拠としていた、無意識レベルの思想(現実)は、年を取るにつれ、経験が増えるにつれて、徐々に相対化されてくる。すると絶対的なものがなくなって「空」とか「無」になってくる。そんな状態でとにかく生きて行こうかと思った時、仏教は非常にしっくりくる。キリスト教とかイスラム教は空を埋めようとする宗教のような気がする。とすれば、そんなのウソだろうと思う。
昔、宗教に対して持っていた抵抗「所詮弱者がすがるものだ」「現実逃避だ」「道徳の押しつけだ」からも離れてきた。というか、ホンモノの宗教が少しずつ分かってきた、といえば生意気か。
まあ、まだまだ私は強者であって(勝ち組という意味ではない)、弱者を引き付ける宗教にはまだ抵抗があり、絶対他力の心境までは至れぬ、というところでいったん終了。
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