ま、キャンプと言ってもアレですよ。
大自然の真っ只中、というわけではなく、奥多摩のキャンプ場。
水道、調理場(東屋)完備。ガスはないですけどね。
それから、一応「キャンプ講習会」という名目。
テント、寝袋もレンタルです。
ダイハードなキャンプじゃありませんね。当然。
中央線に揺られながら書いた当時のメモ
不便を楽しむ。
不便は楽しい!
何でもボタンを押せば済む。そっちがオカシイ。
不便が本来。
自然が本来。
大変威勢よく見えますな。
でも実際には「あー。何で金払ってまでウォシュレットのないところに行かなあかんねん・・・」と、結構憂鬱でしたね。ま、でもせっかくだから楽しまなきゃ。
自分を盛り上げるため。せっせと「不便万歳!自然万歳!」と電車でメモしておりました。
奥多摩駅に到着。
キャンプ講習会ご一行の皆さまと合流。
大人子供合わせて20名(?)はご参加されてたかな?(かなりうろ覚え)
お母さまと子供という組み合わせが案外多かったです。
子供の年齢は小学5年生がMAX。最多年齢層2~4年生。
男子8割、女子2割くらい。
お母さま同士の会話が聞こえてきます。
「主人も誘ったんだけど『ウォシュレットのないところに行くのヤダ』なんて言って来なかったのよ。仕方ないわねー」
おお。同志よ。と心の中で。
あ、ちなみにわたし痔ではないです。
ホントどうでもいいことだけど。
バスがくるのを待つ間、まずは小手調べにムササビの巣を観察です。
神社の木に集合。
インタープリターさん(テント講習会をなさる人。若い)ムササビの形跡を教えてくれました。
・木のウロ
・ウロの周辺にひっかきキズ
・BB弾大のうんち
・折られてかじられた葉っぱが落ちてる場合も
送迎バスに30分ほど揺られて前にケビンを利用したところの山のふるさと村に到着です。
梅雨の入り口でしたが、天気もばっちり。
湿度もさほどでもなく。
やはり気分はいいですね。空気が美味い。
それから虫が多い。
アブ(?)やら蜂やら羽虫やら甲虫、ゾウムシ、イモムシ毛虫の類が一杯。
嬉しいことにやぶ蚊はまだ少ない模様。
ハチじゃないのに「ハチだ!」と怯える小学生男子。
都会に住んでると、どうしてもねえ。
ハナムグリとゾウムシか何か。
皆で奥多摩湖を散歩。
雨が降ったおかげで少しだけ水位が快復してました。
あとは鹿のフンを探したり。
妻渾身のいなり寿司食べたり。
インタープリターさんにぞろぞろ付いていきながら「ああ、オレって集団行動が苦手だったなあ」などと思い出したり。
要するにあまり覚えてないです。正直。
淡々と歩いて、淡々と話を聞いてたかな。
インタープリターさんは子供のハートをがっちりキャッチしてました。
虫の名前にも詳しいし。虫の居場所も知ってるし。
ハチやヘビへの対応方法もしってるし。
子供の扱い方も知ってるし。
もう大人気。子供にとってはヒーロー/ヒロインに見えるみたい。
なかなか微笑ましい。
主役は子供。
待て次回。
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