2011年7月29日金曜日

酒ネガキャンについて

父母の話。

父母は酒が飲める体質です。
いわゆる「強い」部類に入ると思われる。

しかし、驚いたことに二人の晩酌の量は極めて少ないのであります。

記憶をさかのぼっても、二人で大ビン一本。夏はちょっと奢ってチューハイを一,二杯追加。
以上。きっぱり。

わたしが酒を飲むようになって、初めてそのスゴさが分かったんですな。

どうしてその量で止まるの?と。
よく止まるね?と。

父親の回答は「じいちゃんの酔っ払う姿を見て、子供心にこうはなりたくないと決意したんや。だから適量以上は絶対に飲まん」。ははー。なるほど、と。
母親がさほど飲まない理由は不明。多分「飲めるけどさほど好きじゃない」あたりだと思われる。

わたしの記憶にある祖父。

学生時代、夏に帰省した折。
夕方に祖父のところに遊びに行くと、「おう。よく来た」なんて言われて、決まってカツオの叩きとビールが出てきたもんです。

んで二人でビール。二人で二,三缶空けた後(わたしは実家で夕食が出るのでストップ)、祖父はとめどなくそば焼酎雲海のお湯割を飲んでました。

ひたすらお湯割。そしてぐでぐでになって、よちよちと寝室に行って、大の字にひっくり返って、文字通り大いびき。それが毎日の習性だったようです。  (なんや。今のオレと一緒やないか)

特に迷惑をかけるというわけでもなく(いびき以外は)、そんなものかと思ってましたね。昔、すなわち父がまだ幼かったころはもっとヒドい酔っ払い方だったのかもしれません。

ま、とにかく、そんな祖父の人徳(?)もあって、今の父は実に健全な飲酒ライフを送ってるワケ。

やっぱね。酒を飲むに当たっては、どこかに「罪悪感」というか「負のインセンティブ」がないとダメだなーと思います。

というわけで、わたしも適切にアルコールと付き合うために、適宜飲酒ネガキャンを行おうかと思っている所存でございます。

以上。

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