2013年3月29日金曜日

人を馬鹿にしたい人たち その2

このネタについて考えざるを得ない近況。

一難去ってまた一難。

以前、人を馬鹿にする行為ってのは、主観的セルフイメージは高いんだけど、客観的セルフがそれに追いついていない、そんな人が、苦しいギャップを埋めるために、他人をコキおろし、相対的に自分の立場を高めてプライドを保持しようとしている、哀れな行為なのだろう、という旨のことを書きました。

ま、基本的には正しいと思うんですが。

いろんなバージョンがありますな。確かに

「劣っている人が必死になって他人をコキおろして、やっとプライドを維持している」

ってケースが相対的に多い気はしますが、

「それなりに優れている人が他人をコキおろす」

ってことがありますね。残念ながら。

共通点もあります。

ナルシズムね。人をコケにして自己陶酔してる。

なまじっか優れているだけ、後者の方がタチが悪い。

ダメな人が必死で相手をコキおろしていたら、しばしばボロが出る。すると、ダメな人でも、それに気が付くことがある。どうも相手の方が正しい気がする。オレの方がダメかもしれない。何度もそんな経験を重ねると、反省したり、おとなしくなったりすることも、ないではない。
しかし、優れた人が相手をコキおろしていると、そこに気が付かない。

頭の回転が速い分、事実を都合よく丸めこんじゃうんですな。

多少の矛盾があっても、やり込められた事実があっても、テキパキと自分に都合よい方に現実を捻じ曲げてしまう。

多少やり込められても、その場で言い逃れて、取り繕うことができる。

頭がいい人ならでは。

でも、岡目八目というか何というか。

傍からみてると、分かるんですな。

その場は、やり込められる。ぐうの音も、出ない。

でも、何となく違和感が残る。

そして、翌日に思う。

あー。


頭はいいけど、ダメな人だね。
器の小さい、想像力の足りない人だね。
あんな風になりたくないな。って。

何度も書いてますが、頭がいい。頭の回転が速い。それだけじゃダメなのね。

尊敬されるか。軽蔑されるか。

頭の良さは、あまり関係ない。

あと、生真面目な人。

こんな人も、やたら人を見下したりするね。真面目でプライドの高い人。

で、頭のいい人。

真面目でプライドが高いからこそ、理不尽な言い分でやり込められた記憶が、積もり積もってるんだろうね。

理不尽な正論で、やり込められる悔しさ。

・・・

そうは言ってもな。
そんなに世の中そんな単純じゃねーんだよ。って。

正論で、世の中が変わるのかよ(怒)

お前がやれよ(怒)

みたいな。

自分より立場が上の人間にさんざん叩かれた、真面目でプライドの高い人間が、こんどは立ち場が下の人間に対して理不尽なことを言いまくる。

虐待の連鎖とかいいますが、それに近いよね。

ユダヤ教なんかは、目には目を。とか言うんでしたっけ。

そのリアクションが、自分より立場が下の人に、いっちゃうんだよなあ。 みつを

キリストだったら、右の頬をぶたれたら、左の頬を差し出せって。(難しいよね)

ブッダだったらば、恨みに恨みを以て返せば、その恨み止むことはない。だから、やめようよ。って。


数千年も前から、偉い人は正しいことを言ってたんだなあ。 みつを

ま、なんつーかね。

今日は金曜じゃないすか。

酒でも呑んで、風呂入って寝るかと。

以上。

0 件のコメント: