2009年8月25日火曜日

自民候補の演説に驚いた

今回の選挙には熱くなりますね。自民、民主ともに頼りないというか、危ういのがまた危機感をそそるというか。やはり政治の世界も人材不足なんじゃないですか。そんな気がしてしょうがない。

さて、この間私が帰宅する途中に「官僚主導の政治から国民主導の政治に変えます!」と選挙カーで叫んでいたのは自民党の候補でした。

・・・。あれ?民主じゃないじゃん。

正直官僚主導の政治がいいかどうか、私には善し悪しを判断できません。そりゃ中には既得権益を守るために暗躍するのもいるでしょうが、すべての官僚がそうだとは思わない。一生懸命国益を考えて政策を考えている人だっているはずだ。だったら官僚が一生懸命考えた政策が、それほどヒドいとは思えない。そりゃ既得権益層の保護やら、官僚の保身というバイアスも政策に入ってくるでしょう。でも、誰がやってもそんなのはある程度同じじゃないかな。誰かが得をして、誰かが損をする。

私としてはありていに言って子持ちの団塊Jr(私が入ってます)とか、それ以下の若い人たちがちゃんと仕事して、結婚して、安心して子供を作れるような社会にして欲しい。そこが大事だと思ってまして、そういう観点からすると自民も民主も五十歩百歩という印象ですかね。

というわけで、民主さんに官僚主導の政治を云々言われてもどうもピンと来ない。官僚主導の政治を変えたら、具体的にどう変わるのかが分からないから。子供や若い人が得をすればいいんだけどね。そんな期待をするほどナイーブじゃない。

でも自民候補が「官僚主導の政治を変える」と言っていたので少し驚きました。自民党でも問題視してるのか。とすれば、官僚主導の政策って、無駄とか不合理がとても多いのかしらん。なんかそんな気もしてくるよね。

まあいずれにせよ、この選挙を機によい方向に変わってくれればなあ、と思います。とにかく子供の世代になるべく格差を継承させないような、そして若い人が当たり前に働いて、まっとうに暮らせるだけのお金を稼げるような、そんな社会になって欲しい。具体的にはどうすればいいのか分からんけど。分かったら及ばずながら行動するけど。
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