2009年10月28日水曜日

少し気になる郵政民営化の行方

まあど素人の印象ですけど。

最近亀井さんが頑張っておられます。古くささがにじみ出てるようですが、おおむね支持します。新規の経営層には官僚系の人が多いようです。でも、それも仕方がないでしょうね。亀井さんが打ち出している方向性を見れてれば、いわゆる民間のスター経営者が来るわけがない。私も来て欲しくない。

郵政民営化の主な目的は、郵便貯金を市場に流すことでした。噂によればアメリカからの圧力もあったとのこと。真偽は定かではありませんが。とすれば、郵政民営化の目的は郵便貯金を外資系投機企業のマネーゲームに巻き込むことだったのではないか、とこれは例によって下衆の勘繰り。ね。ヘイゾー先生。景気回復、構造改革のスローガンのもとに、日本を強欲資本主義に差し向けたプロセスの一つ。それが郵政民営化。

庶民の観点からすれば、郵便局のサービスが少しでも改善すればそれでいいです。そんなに期待してません。郵便局で働くひとが、まっとうなサービスを提供して、まっとうに仕事して、まっとうな給料と休暇を貰って、子供を二人以上育てられたらそれでいいんじゃないですかね。別に多少非効率だっていいさ。金持ちが潤うだけの民営化でなければね。われながら反動的だなあ。まあ竹中改革には嫌気がさしてますからね。

でも、これから郵政民営化はどうなるのでしょうね。わりと楽しみです。サービスレベルを落とせば民営化に逆行してる!とか叩かれるでしょうし。派遣社員とか増やせばそれもまた叩かれるでしょう。まあ、幸いというか、このところの民営化ですごくサービスが良くなったとか、そんな気配は別にないから、何とかやれる気はしますけどね。

気になるのはわれらの曽野綾子先生が経営者の一員になられたこと。これもまた面白いんじゃないですか。数字とかじゃなく、センスで判断しそうだし。この一人ゆとり教育の件で個人的にはあまり好きじゃないんですが、郵政での仕事いかんによっては見直します。なんなら著書買って読んでもいい。

先行き注視ってことで。

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