2011年1月4日火曜日

銀座のファッションショップ

本日、所用で有楽町に寄った折に、軽く敷居の高い系のファッション店を覗きました。

さすがにいい歳して古着屋とかエスニックファッション店(うさとなど一部を除いて大抵ジャンク風味入ってる)ばかり通っていてはいかんのではないか。イマドキのオシャレな店にスッと入って物色する、そのくらいの貫禄があって不思議ではない年齢ではないのか!

最近別件で刺激を受けたりもしていたので、ちょいと頑張って行ってみたワケ。

服装はTimberlandの定番ブーツとユニクロのチノパン、古着屋で購入したシャツとカーディガン(両方とも結構お気に入り)、アウターにはユニクロのフェイクレザージャケット(シルエットはユニクロとしては悪くないのですが、アウターにユニクロというあたりが痛恨)。無謀とも微妙とも言える出で立ち。

まずはSHIPSです。有楽町線の有楽町駅出てBICカメラ側から信号渡ってすぐ。お。SHIPSだ。なんか聞いたことある!行ってみようよ!一緒に来た妻に言うと「ちょっと!わたし子連れでSHIPS入るのイヤよ。あんた一人で行ってきて!」(妻はなぜだかブランドに詳しい)ということで単独での入店。怖いもの知らずの肝試し状態。

お、店員がオシャレだ(当り前)。ヤバい、ヤバいぞ(なぜ?)。あ、あのお客さんもかなりオシャレだ。どうしよう(冷や汗)。でも、なんだか普通のオシャレじゃないおっさん客もいるぞ。あ、あそこにも!そうだ!BICカメラから近いからだ!観光客がナニゲに入っちゃう店なんだ!ということでおのぼりさんを演じつつ(誰も気にしてない)、一気にリラックス。

ワリとじっくりセール品を観察することができました。

SHIPS。モノとしてはヨサゲですが、あまり好みではありませんでした。品のよいトラッド系とでも言うんですかね。といってもMcGREGORよりも軽くて都会っぽい感じ。まだまだボキャブラリーが少ないので困る。お。あの赤いフランネルの格子柄Pコートって立川談志師匠が着てたやつじゃないか?などなど。価格帯は40%OFFのセールなら何とか買ってもいいかな?というレベルでした。10分ほどざっと見てスルリと店を出ました。いやあ、緊張した。でも、年の甲というか、仕事で若い連中使ってるからか、店員にビビルことはありませんでした。年とってありがたいと思ったことはあまりないんですが、こればかりは助かった。店員に何かをお願いしたり、断ったりするのが楽だ。年とって楽になったことの一つ。

それからマロニエゲートなる建物。東急ハンズの入ってるビルです。UNITED ARROWSを筆頭としてJOURNAL STANDARDなど冷や汗が出まくるようなブランドが入っています。賢明にも妻は子供を連れてモスカフェへ退避。さあ。行ってみよう。と単身乗り込む。

結果。とにかくUNITED ARROWSに圧倒された他はよく覚えておりません。というかUNITED ARROWSスゴすぎ。何がスゴイかというと、まず客層が違うね。20万男、30万男がウロウロしてるって感じ。しかも単に金を掛けてるってだけじゃない。センスや落ち着きが違う気がしました。店員にはビビらないけれど、客にビビッた。もちろん、価格にもビビった。セールかつ相当思いつめないと買えない価格帯。モノはどれもカッコイイですよ。しかし、予算のレベルが違う。うすら寒い感じで店を後にしました。

UNITED ARROWSに比べると他は小物でしたね。乱暴ですが品質も五十歩百歩と言ってしまいましょう。提示するビジョンも似通っているような。店員さんも若くてカワイイもんです(男だけどね)。あちらも、お。オジサン頑張ってるな、というイイ感じで接客してくれましたし。UNITED ARROWSさえクリアすれば、何とかなる。ってUNITED ARROWSにビビりすぎたな。今思うと若干悔しい気も。

ま、ビルの中は温かかったから、痛恨のユニクロアウターを脱いで、ワリとお気に入りのカーディガン(ノーブランドだけど結構いい感じ)で動けるので気楽だったし、U A以外の店は結構楽しめましたよ。

最終的にセールのコートを買って終了。それなりに満足した1日でした。以上。



え?何のコートを買ったかって?

えーとですね。ファッションに興味を持った初心者の買うタイプなのですね。40手前の男は普通買わない。年季の入ったファッション玄人からは苦笑・失笑を浴びかねないタイプなのですね。だから、黙っておきます。はい。すみません。

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