2011年2月10日木曜日

難しいもんで

子供に関する価値観ネタ。

いつのころからか、わが子がゾロゾロと他の子を引き連れて小学校から帰るようになりました。別にわが子が大人気だからではなく、単にウチのマンションを抜ける方が近道だからです。他には通り抜けるという感覚がただ楽しい、という理由もあるに違いない。

たまに代休取ったり、家で仕事していたりすると、3時とか4時頃、ぞろぞろと小学生が歩く雰囲気が伝わってきて、おお。帰ってきたな。となかなか微笑ましく思っていたのですが、当然ながら、やはりそうは思わない人もいたらしく、先日とうとうクレームが来た模様。うるさい。なんで用もないのにマンションを通るのか。

まあねえ。子供が何かするだけで「うるさい!」って思う残念なオトナもいるからねえ。そういえば、幼稚園のそばにも「子供がうるさい」としょっちゅう幼稚園にクレーム言ってくる名物おばあさんがいたなあ。ま、仕方ねーよな、と。同じマンションの住民としても、お互い尊重もせねばいけん。

ま、思うことはありますけどね。オトナの方こそさんざんコドモに迷惑掛けてるんだから(生きにくい社会作って、いろんな価値観押し付けて、自然壊して云々)そのくらい我慢しなよ。とか、誰だって誰かに迷惑掛けてるんだから、いいじゃねーか。とか。ま、言っても詮ないことですし、ほんとに子供のたてる音が苦痛だとしたらそれはそれで気の毒だから言いやしませんけど。

さて、これは確か「毎日かあさん」のどこかで読んだのですが、子育てを経たおばあさんにとっては、赤んぼうの泣き声ですら鈴の音のように心地よく聞こえるらしいですね。いとおしくてたまらん、と。

電車で赤ん坊が泣いていたとして、それを聞いて苦痛と怒りで顔をしかめているオジサンと、おうおう。と心穏やかにしてニコニコしてるオジサン。将来どちらになりたいか、と思えば答えは自明だと思うんですが。

幼稚園のそばに住んでて、子供がうるさけりゃあ毎日生き地獄ですが、可愛いもんだと思えば毎日がハッピーじゃないですか。考え方を変えれば世の中はグンと住みやすくなる。ま、そんな簡単な話じゃないってのは、わたしもよく分かってますけれど(笑)。子育ても自分の修行だなあ、と思いますね(笑)

2 件のコメント:

おっさん さんのコメント...

 この記事・・・同じく2児の父として
同意する所満載で・・・。

 今回の記事について
真剣にコメントしようものなら、
原稿用紙何枚分になるか分からないくらい
書きたいことは山ほどあります(笑)
・・・ので、やめときます。(笑)

 電車で泣く赤子に対し、笑顔の1つも
向けられないような余裕のない人間には
なりたくないですし、そういう人間を
軽蔑もしますが、子を持つようになって
5年弱・・・お前どんな躾を受けて
きたんだ!?と説教の1つもしてやろうかと
思うような子連れの親に出会うことも
しばしばで・・・。

 難しい所ですね。(苦笑)

akagi_takashi さんのコメント...

いや、ホント難しいです(笑)

小学生の通り抜けについては、妻が「静かに!」と口を酸っぱくして言い聞かせていて、小学生にしては静かに通っていたので大丈夫かな、と思ってたんですがやはりダメでしたね(苦笑)

かく言うわたしも虫の居所によってはピリピリしないでもないので(「ちょっと、そこは親が注意せなアカンやろ!」)、ほんと・・・難しいとしか言いようがありません(笑)。

その場その場で真剣に判断するしかありませんね。一般論は通用しませんから・・・(苦笑)