協力会社社員のリスク軽視

東電は、自分は安全な場所にいて、危険なところに、ロクに事前調査もせず（後記：実は知ってて※）＜強調＞協力会社＜／強調＞社員を送っていた、ということが判明したわけ。しかも、実際に被害を出している。

福島第１原発：東電副社長「詳細は未確認」　被ばく確認で
福島第１原発：作業員被ばく搬送　３号機作業中に
福島第１原発：作業員被ばく２人搬送　ベータ線熱傷の疑い

深さ１５センチの汚染水につかり作業

刑事罰に相当するんじゃないの？

（※）（3/26追記）作業員さん被曝の件（東電隠蔽体質） 事前に分かってたわけ。それをかくして協力会社社員を送り込んだわけ。

これは、何らかの責任が問われないとおかしいよ。ヤバい状況に人を送り込むという責任感が感じられない（怒）

「祈るしかない」原発修復作業を見守る家族

危険を地方に、協力会社に、出稼ぎの人に押し付けて、自分は安全な立ち位置で利益を享受するという利権構造。

そのツケが、今の国際的な風評被害や、現場作業員の被曝、国民への放射能恐怖になって、帰ってきたワケ。

「東京までは強い放射能は届かない。だから、最悪でも東京ダイジョブ」のつもりだったかもしれないけれど、輸出産業に大打撃を受けたら、結果として「東京ダイジョブじゃない」ことになる。

３０年後、５０年後、孫や曽孫が安心して暮らせる日本を、今から何とかしていかないとダメじゃないかと思われるのに、中国電力は相変わらず上関原発の建設を強行しようとしているし。

地道に原発反対していく所存。