2011年7月30日土曜日

酒を飲まない理由(2)

流し食べがね。イカンといいます。

酒に限らないですね。お茶や水で咀嚼した食料を流す。

ま、ここは名指しでビールによる流し食いを告発。

胃液が薄まり、消化が悪くなる。

若い頃は胃液の分泌量が多いのでさほど問題にならない。
しかし、年を取ってくると分泌量がかなり減ってくるらしい。

すなわち、年を取ってからも若い頃のように「どーれ。熱々の唐揚げを一口頬張って、こいつを冷たいビールでガッと流し込んで・・・ごきゅっごきゅっ・・プハー!チキショーめ!!」などとやっていると、当人の盛り上がり、感動とは裏腹に、唐揚げは必然的に消化不良になるという。
ああ。何と現実はキビシく、容赦がないのか。
諸行無常。

日本酒や濃い目の蒸留酒水割りチビチビだと、大丈夫な気もしますけどね。

酒(特にビール)をグビグビ飲みながらの食事は、消化不良を誘う可能性があるということは、酒ネガキャンの一つとして記憶に止めておこうかな、と。

あ、ちなみに生活クラブ生協の小冊子「生活と自治」で読んだんですが、第二次世界大戦中、食事開始~食後二十分まで水分の補給を禁じた、これだけでコレラの感染拡大を防いだ、ということもあったそうですね。すなわち胃酸を薄めず、隅々に行き渡らせることでコレラ菌を退治させた、と。人体には、ちゃんとコレラ菌を退治する力があるんだ、と。(コレラ菌はアルカリ性で増加、酸性で減少する)

というわけで、酒による流し食べは楽しいものではありますが、明らかに人の本来の能力を弱める食べ方である、ということも覚えておこうかなー、とか。

さてさて。

本日も晩酌を楽しみますよ。適量をね。

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