2011年8月4日木曜日

中学受験狂騒曲

子供の同級生のお父さんお母さん。わたしよりも少し上の方が多いです。

すなわち、最後のバブル世代ですね。

ということで、子供を私立中学に通わせようと考える方が多いようですな。

さて。

バブル世代の親 → お受験に走る

この図式いかがでしょうか。

いやあ、まったくその通り。とすんなり飲み込める人が多いと思うのですが。

あまりに図式的だな。本当に、そうなのか?と思われた方。

健全な懐疑ですな。

しかしまあ、わたしの近所に来てみればご納得されることと思われます。
少なくとも、上の子の友達のご両親=バブル世代は見事に私立中学志向。
極めて図式的・類型的・典型的であります。

ということで次に進みます。

ポストバブル世代のウチは、まあ私立は高校以降だな、と思ってます。仮に高校大学と私立行ったらばそれなりに金はかかるだろうから。とりあえず貯蓄とか、あるいは今の思い出作りが重要かな、と。

一応、「子供の友達はどうやら私立中学に行きそうだし・・・ウチはどうすべきか・・・」などと何度か検討してますが、結論は変わらず。私立中学は、ない。
子供にも言い聞かせてます。「XXちゃんもYYも多分あなたとは違う中学に行くよ」と。子供も「えー。イヤだなー」などといいながら諦めてる様子。

私立中学を選ぶか、公立中学でよしとするか。
いろんな考え方があるでしょう。

今ここでわたしが問題とするのは何か。

夏休みの過ごし方ですな。

私立中学志向のご両親の親御さん。
見事に夏休みは塾に通わせている。
おそらく来年以降の夏休みなんかはほとんど遊べないんじゃないかな。

ついでに言うと、ご両親の方は学費やら塾の費用を稼ぐためか、猛烈に働いておられる。
お父さまがいわゆる花形職業(弁護士、医者等々)でありつつ、お母さまも朝から晩までパートで稼ぐとかね。

いやー。そこまでして私立中学にこだわるのか、と感心。
イヤミとかではありませんよ。価値観って違うもんだなー、と。

思い返せばわたくしの小学校時代の夏休み。

人生で最も輝かしかった期間の一つ。いや、むしろベストワン、最高の時間だったかなあ。

別に何をしたワケでもありませんけどね。

友達がいれば遊ぶし、いなければ一人でいちじくの木に登ってカミキリムシでも探したり、ボケーっと本を読んだり。ただ自転車でうろうろしたり。

そして、おやつのアイスやカルピス。

風にたなびく青い稲穂。夏の匂い。
その時の空気を思い出しつつ、だから、やっぱり夏休みはね。小学生は遊ぶべきだよ。とわたしは確信するのですな。
それが、大人になって生きる力になる。今を楽しむ精神力がつく。そう確信。

でもまあ、そう考えない人も多いということですね。

夏休みはやっぱり塾っしょ。と。

ちょっとね。わたしには理解できないんですけどね。

でも知り合いの長男さんは「塾が楽しい!」などと言ってるようですから、いろんなケースがあるということでしょうね。

少しでもいい学校を。少しでもいい学歴を。と祈るように子供を送り出す親御さんは多いのでしょう。

何が正しいくて何が間違ってるなんて分かりませんからね。

明日どうなるかは分からないんですから。

でも、明日どうなるかが分からないとすれば、やっぱり今を全力で遊ぶことの方が、大事なんじゃないかなー。とわたしなんかは思いますけどね。

人それぞれってことで。

以上。

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