2011年9月12日月曜日

合気道についてつらつら(9/12)

合気道面白いっす。

少しずつ体が動くようになってきましたね。

普段使わない筋肉を使うのが面白い。
プリミティブな快感が、確実にあります。

例えば受け身とかね。
格闘技でも習わないと、受け身なんて取らないじゃないですか。
前受け身。後ろ受け身。ゴロンと転がってパッと起きる(まだスムースに起きられないけど)
前転後転。でんぐり返し。

 別に受け身したくねーよ。とかおっしゃるのではないでしょうか。

でもまあ、楽しいですよ。
大人になって一生懸命でんぐり返しやるのも、また楽しからずや。
マジで。

さて。

合気道始めてから一ヶ月以上経って考え方が少し変わりました。

 当初「やっぱり合気道って実践的じゃないよな」

 ↓

 現在「合気道って充分実践的だわ」

わたしより数ヶ月先輩の60オーバーと思しき方がいらっしゃって、以前極真空手を10年近くやっておられたらしいのですが、その人と「合気道って難しいですよねー」などと雑談してた時、彼がボソッとわたしに言ったのが「パンチする方が早いよね」。

わたしも当初はそう思ってたんですけどね。

ボクシングとか空手とか、間合い詰めながらパンチしてくるような格闘技には、合気道はかなわんでしょう、と。

あるいは「とにかく転ばしてやれ」と必死の柔道に対しては、合気道は分が悪いんじゃないかと。

最近は「そうでもないなー」とか思ってきました。

合気道も充分実践的だと。

なぜか。

合気道って戦いを否定するようなところが根本思想にある感じですね。

自分を殺しに来た敵と仲良くなるのが、究極の合気だ、みたいな。

そういうこともあって、露骨に「殴る」系の型とかやらないし(技を中継する「当て身」はあるけど)、蹴りも(確か「下品だ」って理由で)型に入ってこない。

舞踏っぽい格闘技。
あるいは教養っぽい格闘技。

しかし、やってることって空手とか柔道とかと本質的には一緒じゃないかな、と素人ながら思ったりするのであります。

間合いを計ったり、攻撃をかわしたり。

とにかく体を使って、攻撃をいなして、相手を自分のペースに持ち込む。

確かに四方をロープに囲まれたリングにボクサーと閉じ込められて、合気道の技だけで戦え!となると厳しいでしょうけどね。そんな状況を真剣に想定するのはバカバカしいってのがオチじゃないかなとも思いますしね。

などと書いてみましたが、正直格闘技についてはシロウトなのでよく分かりませんというのが結論かなー。とか思い始めましたけど。

まあいいや。

とにかく合気道は面白いっす。

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