2011年12月8日木曜日

SEって豆知識とかバグ知識とか、細かい知識が好きなんだよねー。

稀にそんな知識が意思決定に役にたったりするから。
それになによりも、細かい情報を知ってると「おお。よくそこまで知ってるな」とかウケるから。

でも、豆とかバグってのは、バージョンが上がると同時に消えてしまうような、泡沫ムダ知識でもあるワケ。

本質を押えようとしないまま、枝葉末節の知識を追ってるSEは多いね。

そういうSEって、意思決定が出来ない人が多い気がするなー。本質に切り込めない。細かいトラップが気になってしょうがない。

本質を押えて、トライ&エラーで迫っていくアプローチが一番効率的で、コスト対効果が高いんだよねー。

でも、最近は、現場だけではなくて上層部までもが細かいバグ情報に振り回されて、無駄にコストを掛けてるような気がするんだよねー。

トライ&エラーが一番効率がいいのに、他人の失敗を声高に糾弾する奴等が多すぎて、それが出来なくなってるんだよな。

「ミスは許さない」社会とは高コストかつ実は低品質な社会であり、冒険やチャレンジを許さない社会であって、そんな社会はつまらないばかりか、誰にとっても息苦しく、閉塞したものになってしまうのだ。

もうちょっとミスに寛容になったほうが、結局は自分のためだよなあと、心底思う。

他人のミスの糾弾は、結局は自分に返ってくるのだ。

個人情報保護法だとかやたらセキュリティを重視する風潮だとか。

やれやれと思うなあ。

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