2008年10月29日水曜日

体罰について

またasahi.comに橋本知事の発言が取り上げられていますね。体罰容認発言だとか。ショボイ戦いだな。asahi vs 橋本知事。ま、それはさておいて、体罰について。

本当はこんなこと考えたくもないんですけどね。考えてしまったからしょうがない。ボケ防止に役立ってるのかしらん。そうだったらうれしいけど。で、考えてしまったことはどこかに表現しておかないとすっきりしないし、妻と議論するような内容でもないので、ここに書きます。(このブログの主目的ですわ)

政治的には体罰は絶対悪ですね。お父さんが家でボヤく位なら許されるでしょうが、政治家が言ったら間違いなく噛み付かれるでしょう。昔、東国原知事も同じようなことを言った記憶があります。でもそんなに引きずらなかったですね。政治手法と人気の違いか。

一方で体罰ぐらいいいんじゃないの?と思う人(特にお父さん)もそれなりにいるんじゃないか、と愚考します。適切に使えば体罰も有効なんじゃないか、とかね。小学校低学年の授業見ればお分かりになると思うのですが、とにかく授業中に関係のないことして遊んでたり動き回ったり、私ですらこづいたろうか、と何度か思ったくらいです(先生は叱りまくってました。大変ですわ)。

しかしながら結論として体罰はいかんと思います。理由は以下のとおり。
1.効果はないでしょう
2.嫌な記憶が残る
3.教師の暴力を正当化するほど教師を信用してはいけない

すべて実体験です。それほど体罰を受けた訳ではありませんが、そのいくつかは今でもいやな気分で思い出すことができます。体罰というのは、心の深いところに憎しみというか恐怖というか、ダークな感情を植えつけるものなのでしょう。

それから、中にはろくでもない教師がいることは忘れてはならない。いや、ほとんどの教師の方はまじめに、あるいはそれなりに職務を遂行されていると思います。私も小学校の先生には頭が下がる。しかし教師も人間です。サディストだっているはずです(実際、ほとんど意味もなく強烈に殴る教師がいました)。だから教師の体罰は絶対に正当化すべきではない。

ま、以上です。(やれやれ)
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